こんにちは。
著者のゆっくんです。
今回は国産ギターのハイブランド「T’s Guitars」さんのDSTというシリーズをレビューしていきたいと思います。
現在、Tom AndersonやSuhr、James Taylorのギターなど「コンポーネント系」でお探しになってる方の参考になれば嬉しいです!
T’s GuitarsさんのDSTとの出会い。
僕は普段はメインでは54タイプのストラトを、レコーディングや場面においてはレスポールを使用しているのですが…
「一本で全て完結できるギターが欲しいかも…」と思い始めたのが探すきっかけでした。
もちろんそれまでにTom AndersonやSuhr、James Tylerのギターも触れてきてました。
が…正直に言うと予算を大幅に超えてしまっていました(泣)
どのブランドも本当にいいギターなのですが、やはりお金の問題は大きく。
そんな中でデジマート(愛用)を見ていた時に興味を持ったのが最初です。
自分がその時に欲しい仕様の検索をかけてタイミングよくTOPに出てきたのがT’sさん。
ここで初めて存在を知りました。
早速試奏をしに販売店へ
取扱店舗は都内を含め、そこまで多くありませんが、僕が普段から楽器を探す時に向かう都内の店舗には何店舗か置いてありました。
早速、フラッグシップの機種「DST」を試奏しようとした瞬間。
22fと24fがあるのです!!
僕は元々レスポール使いだったのでやはり22fの方が使い慣れています(笑)
このフレット数の違いに関しては、音の好みや慣れもあると思います。
PRSなどに慣れている方は24fも良いと思いますし、24fだと22fよりもフロントピックアップがブリッジよりにセットされているため、22fのフロントピックアップで出す音と若干変わり、少しだけ高温域の抜け方が違います。
これはもう好みですが…僕は挑戦も兼ねて24fのモデルを。
……
めちゃくちゃ弾きやすいです。
さすが「国産ブランド!」と思わせてくれるようなネックの感触、作りの良さ。持った瞬間に「間違いなく良い音しますよね」と思わせてくれる作りで、本当に丁寧に作られているんだなと実感しました。
かなりハードなジャンルもイケる
僕が弾いていてまず思ったのが「かなりロックより」なギターだと言うこと。
コンポーネント系というか、ハイエンド系は大体が「オールラウンダー」的な感じなのですが、T’sさんのギターはそこからさらに「一歩」ロックに寄った感じのサウンドです。
ディストーションサウンドはまさにハードロックがやりたくなるような音です。
ですがミックスポジションのクリーンサウンドやクランチサウンドは絶品です。
ずっとカッティングしていたくなるような「パキッと」感。
オールラウンダーだけど、少しロックより。
だけど大切な音はしっかり持っている。
そんな印象を受けました。
唯一のBuzz Feiten Tuningシステム
なんと「T’s Guitars」さんは…
バズ・フェイトン・チューニングのライセンスをお持ちとのことで!!
DSTをはじめやT’sさんのギターシリーズは「バズフェイトンチューニングシステム」が搭載されています。
BFTについてはギターのコードの響きをより美しく鳴らすために開発されたもので、実際に触って弾いてみるとその効果が体感できると思います。
一回慣れると本当にその恩恵の大きさを知れます。
ご興味のある方は是非そちらにも注目して見てください。
最後に…
国産の中でもかなり「ロック」な音を出せるオールラウンダーの「T’s Guitars」さん。
今回紹介したDST以外にもクラシックな趣のものや、レスポールを彷彿する様なアーチドタイプ、よりロックな方向に音をまとめたFRT搭載のものまで。
本当に素晴らしいギターを作ってくださっています。
ご興味のある方は是非触って体感して見てください!
ご覧いただきありがとうございました。