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【機材レビュー】これ一台でブースターからオーバードライブまで!Xotic BB Preamp AT

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こんにちは。

著者のゆっくんです。

Xoticからまた素晴らしいペダルが登場しました。

Xotic BB Preamp AT

アンディ・ティモンズが所有するBB Preampを解析し、さらにチューンアップが施された本機。

本人が所有しているのは初期型で現行のものとはサウンドが若干違いますが、そこを本家Xoticが改良、向上を施したのが本機です。

早速レビューを書かせて頂きます!

ブースターからオーバードライブまで

まずチェックをしたのがすべて12時の段階。

ギュッとしたミッドはまさにBB Preampらしい音で、少しローも膨らむ感じがありました。

僕が試したのはメイプル、アルダーのストラトタイプのギターでした。

少しだけTrebleをあげると原音に近い感じになります。

しかし、そのまま弾いても気持ちの良い音。

Gainに関しては12時でクランチ〜オーバードライブ位まで。

8〜9時くらいにするとクリーンから強く弾くとクランチになる様な感じです。

本当にPreampという言葉が合うエフェクターでアンプを弄る感覚によく似ています!

12時に設定して、手元のボリュームコントロールで歪み加減が調整できるのが本当によく、ジャガジャガ弾いても、単音で弾いても抜けの良いサウンドが得られます。

これはBB Preampの凄いところです。

特徴的なミッドとコントロールの良いBass・Treble

BB PreampはBASS・Trebleがブースト/カット出来ます。

例えばスタックアンプである程度のサウンドを決めて、少しアンプの「箱鳴り(キャビネットが振動してローが出ます)」が強い時はカット、小型アンプで迫力や音圧を出したい時はブースト出来ます。

逆に音がキンキンする時はTrebleをカット、もう少し抜けを良くしたいという時はブーストが出来ます。

この2つのコントロールが本当に効きが良く、スイートスポットを見つけやすいと思います。

僕も実際に使って、お気に入りの音を見つけるまで5〜10分で決まりました。

そして特徴的なミッドレンジ。

ギュッと詰まった「ギタリストならば好き」な帯域の音の艶が本当に良いです。

どこの現場でも、どのギターでも相性を選ばずに音に彩りを与えてくれます。

僕はブースターとして…

僕はこのBB Preamp ATはブースターとしての使用が1番しっくり来ました。

アンプをクランチ〜ドライブのGain設定にして、リードを弾きたい時にオン!

そうすると滑らかで、でもアタックはしっかり出て、ニュアンスのつけやすい音が「グッと」前に出てきます。

サステインも稼げますし、しかもノイズも小さいので何時間でも弾いて入られます。

特にストラトタイプのギターによく合うのではないかと思いました。

最後に…

毎回素晴らしいペダルを出してくれるXotic。

今回のATは従来のBBとはかなり音の解像度も違いますので、今までのBBを持っていた方でも新しい発見ができると思います。

アンディ・ティモンズが好きな方も、これから知る方も是非一度試してみて頂きたい優秀なペダルです!

ご覧頂きありがとうございました。

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