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【Mr.Children好き必見】Mr.Childrenのコピバンをやるなら必要なギターや機材たち

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こんにちは。

著者のゆっくんです。

 

今回はMr.Childrenのコピバンをやりたい!

 

と言う方へ、Mr.Childrenファン歴23年の僕がギタリストの目線から「必要な機材」や「ギター」を紹介していければと思います。

 

あくまでも「あった方がより良いですよ!」と言うくらいの感じですので、参考にしていただけたら幸いです!

ギターボーカルとギタリストで違います

Mr.Childrenと言えば間違いなく最初に出てくるのは桜井和寿さん。

僕が最も尊敬するミュージシャンであり、最高のソングライター。

 

Mr.Childrenの全楽曲の作詞作曲を手がけ、

90年代中期には「桜井和寿現象(カラオケで誰もがミスチルを歌った)」を巻き起こしました。

 

そして桜井さんの相方というか、桜井さんの横で常にMr.Childrenの楽曲に素敵な彩りを与えるギタリスト田原健一さん。

この人無くしてMr.Childrenの彩りはないです。

 

桜井さんだけではMr.Childrenの色にならない。

 

田原さんのギターがあってこそ、Mr.ChildrenはMr.Childrenになります。

 

もちろんベースの中川さんやドラムの鈴木さんがいなければMr.Childrenの音にはなりません。

 

そんな中で桜井さんと田原さんのギターアプローチはかなり違います。

 

ここで両者のプレイの違いを書いていきます。

桜井和寿さんのプレイスタイル

桜井さんのプレイスタイルで必須なものはアコースティックギターとテレキャスターです。

 

どちらもわかりやすく言えば「ジャカジャカ系」のかき鳴らし系のプレイで桜井さんは主に「コードバッキング」を主体としてギターを弾いています。

 

ギターボーカルのあるべき姿と言えると思います。

 

バラード調の曲ではアコースティックギターをかき鳴らし、アルペジオを入れたり、指弾きをしたり。

 

カポを使用してローコードを上手く使い、様々な楽曲に対応していらっしゃいます。

有名なところでは「HANABI」だと思います。

桜井さんのアコースティックギターのプレイをするならば、ドレッドノートか、ジャンボタイプのアコースティックギターがオススメで、1番有名なのはMartinのD-28でしょう。

 

テレキャスターも様々な仕様のものを使っていらっしゃいますが、最も有名でファンの間でも「これが桜井さんのギター」と言われているのが、画像でも貼りましたが、ブルーフラワーのテレキャスター。

 

実はローズ指板のものは2本目で、最初のブルーフラワーはメイプル指板でした。

 

これはFenderから再販されており今でも手に入ります。(ボディ材などは違いますがカラーリングは同じです)

 

ギターボーカル担当の方はまずこの2点

・ドレッドノートかジャンボタイプのアコースティックギター

 

・テレキャスター(ローズorメイプルどちらも可)

 

を手に入れればOKです。

 

ちなみに桜井さんはアンプはKochを使ってます。(ステージ上に配置してあるので、実際に鳴らしているかは不明)

ですが、クリーンからクランチにかけて音の分離が綺麗なFender系のアンプを使うことが出来ればGoodです。

 

もしスタジオになければJC-120にこちらのエフェクター「Vemuram Jan Ray」を使えば綺麗なクリーン・クランチを作ることが出来ます。

桜井さんパートを希望される方は是非お試しください。

 

ちなみに…ストラップはアコースティックではMartinの純正で、テレキャスターの時はFenderの純正(色は白地に黄色の文字)を使用されてます。(笑)

 

田原健一さんのプレイスタイル

桜井さん以上に様々なギターを使用し、Mr.Childrenの楽曲に彩りを与える田原さん。

 

主にメインで使われているのはテレキャスター。

 

楽曲に応じてレスポールや335を使用されています。

ストラトの使用率はそこまで高くありません。

 

またレスポールなどは意外にもバラード曲でも多く使われ、レスポールならではの温かみのあるクリーントーンで楽曲を彩っています。

 

主に使用するテレキャスターはローズ指板のものが多く、メイプル指板のものより多く見受けられますが、ここはまずテレキャスターが用意できればOKです。

 

田原さんのギターで特徴的なものはアルペジオが歌の「裏メロ」っぽいアプローチをしていたり、空間系のトレモロを非常に上手く使われていてコードを鳴らした時に広がりがあります。

 

ギター担当の方が用意するのはこちら。

 

・テレキャスター

 

・レスポールタイプのギター

 

・オーバードライブ系ペダル

 

・コーラス・トレモロなどの空間系

 

・ワウペダル

 

ペダル系エフェクトに関しては現代のマルチエフェクターが一台あればまかなえますので、まずはテレキャスターが良いと思います。

オススメのマルチはこちら。

 

ちなみに田原さんのギターの音はクランチ系の音が多く、この音色で歌の後ろでオブリガード(合いの手)を弾いたり、ブロークンコードを使用してアルペジオを弾いたりしています。

 

またMr.Childrenの曲の中ではワウの音がよく使われており、僕の好きな曲「Heavenly kiss」や「デルモ」などではR&Bのようなワウプレイが聴けます。

※この2曲はマニアックです(笑)

 

ギターの歪みに関してはディストーションまでは行かない歪み量で「Tomorrow never knows」の中で聴けるパワーコードの歪み加減が最も多いです。

 

近年では「himawari」の様なサウンドを使われていますが、それでもディストーションと言うよりはオーバードライブです。

 

田原さんのプレイをやるなるばやはり「Bondi Effect」の「Sick As Overdrive」があると良いと思います。

ある程度の歪み量を持ち、グッとギターの美味しいところを持ち上げてくれますし、ボリュームコントロールでかなりの音の変化をつけられます。

 

またBassとTrebleの調整もしやすいので本当に使いやすいペダルです。

 

ちなみに田原さんはアンプは「Divided by 13」というアンプを使用しており、Fender系アンプの分離が綺麗な音を使われています。

田原さんのギターパートを希望される方は是非お試しください。

 

筆者のオススメ楽曲

ここで少しだけ僕が選ぶオススメ楽曲を何曲かご紹介します。

 

ファンとしては「全曲!」と言いたいのですが(笑)ここではギタープレイとしてまさに「これぞMr.Children!」と言えるものを紹介します。

※僕の主観が入りますのでご了承くださいませ。

 

・「さよならは夢の中へ」from Album Versus

この曲こそMr.Childrenの真骨頂の様なギターサウンドの応酬。

 

アコースティックギターでコードを鳴らし、トレモロとディレイで空間を味付け、最後は歪んだギターのロックな音ががっつり入ってきます。

 

僕の中では隠れた名曲の1つ。

 

イントロから常にギターがメロディーラインを取っており、本当に素敵な曲。

・「シーラカンス」from Album 深海

Mr.Childrenの唯一のコンセプトアルバム「深海」

 

このアルバムを聞かなければMr.Childrenファンではない!と一時期言われたくらいの名盤。

 

幻想的なアコースティックギターから一気に世界観を変えるギターリフ。追従してくるドラミングやベースなど、本当に圧巻な一曲。

 

・「タイムマシーンに乗って」from Album BOLERO

 

活動休止前のアルバムから、この曲では桜井さんもエレキ(レスポールタイプ)を使っています。

 

Mr.Childrenが「ロックバンド」と思わせてくれるパワーのある楽曲です。

・「デルモ」from Album B-side

僕の中での隠れた名曲の1つ。

絶妙なクランチサウンドとワウプレイが本当にゾクゾクさせてくれる様な楽曲で、モデルさんの不安感や気持ちの辛さをまさに音で描いた名曲。

・「himawari」

2017年に発表された楽曲。

 

「25周年でまだこんな素晴らしい楽曲を出してくれるのか!」と感動し、歌詞と楽曲が本当に胸にくる熱い一曲。

 

himawariは2コーラス目から大サビまでのギターが圧巻です。

最後に…

Mr.Childrenへの愛全開で書いてきましたこの記事。

 

まず第一に用意できれば良いのは、ギターボーカルの方はアコースティックギターを、ギタリストの方はテレキャスターを用意できればまずはOKだと思います。

 

サウンドに関しては時代により、かなり変化がありますので、その時はまた必要な音のものを手に入れればと…

 

Mr.Children好きな方が、コピバンを通してよりMr.Childrenが好きになってもらえたら嬉しいです。

 

ご覧頂きありがとうございました!

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