こんにちは。
著者のゆっくんです。
今回は320designの「Sunakake」をレビューしていきたいと思います。
「今更かよ!」ってツッコミが入りそうですが…ご容赦ください(笑)
いつも通り…ギタリスト視点として書いていきますのでパーツやら仕様やらは320designさんのサイトをご覧ください(笑)
ローゲインのオーバードライブ
今回のSunakakeは320designさんとしては8年ぶりの新作との事で発表された時にはかなり話題になりましたし、ギタリストの大賀好修さんがセミナーを通して、デモンストレーションをされてました。
実際に触ってみると筐体は大きめで少しズッシリとした感じです。
320designさんお得意のコントロール部が上部にではなく側面に配置されています。
これはライブ中などに足で誤操作をしないのでありがたいです!音作りの時はちょっと苦労しますが(笑)
コントロール部はGain.Tone.Bass.Volumeと4つ。
原音に対しては「そのまま」という音ではなく、若干の色つけがあります。これがブラスの作用かどうかで好みが分かれるとは思います。※ちなみに僕は好きな作用でした。
実際に弾いてみて
まずはオーバードライブとして使用してみました。セッティングはGainをMaxまで持っていき他のノブは12時にした時ですが、かなり大きい音が出ます(笑)
加えてBassもグワッと出始めるので結構Cutするとスムーズな音になっていきます。
Gainを触ってみると9時くらいから歪みと倍音がグッと出始めてきます。
Gainを上げていきながらBassを適宜セッティングしてあげると「出すぎ」な部分がなくなり気持ちの良い音が作れていきますね。
それと付随する形でToneで中高域をコントロールしてあげれば、これまた気持ちの良いトーンが作れました。
ブースターとして
僕はこの機種は「ブースター」として生まれてきたのではないかと思うくらいの錯覚に陥りました(笑)
アンプをクランチ程度の歪みでセッティングし、SunakakeのセッティングはGain7〜8時、Tone/Bass 適宜、Volume14時で弾いた時。
……
粘る粘る!本当に真空管が吠えてる感じのサステインと倍音感。
その上でノイズはほぼ無し。若干の色つけをされたサウンドではありますが、これがまた良い塩梅で倍音やサステインを付加してとても気持ちの良い音です。
アンプの前段に入れるブースターとしては本当にGOODなペダルだと思います!
まとめ
高品質なブースターをお求めの方は是非一度触ってみていただきたいドライブペダル。
BassとToneのコントロールノブも効きが良いので、スイートスポットが見つけやすいと思います。
もちろん単体のオーバードライブとしても非常に優秀な逸品。ブルースとか弾きたくなっちゃいますね。
アンプをプッシュするブースターが欲しい方は是非一度チェックしてみてください!