こんにちは。
著者のゆっくんです。
今回は僕が尊敬し、敬愛してやまないギタリスト「B’z 松本孝弘さん」について書いていきます。
すでに「知ってるよ〜」って方も「あんまり聞いてないんだよね」という方にも伝わってもらえたら嬉しいです。
功績が凄すぎる
B’zとしての功績はWikiなどでご覧いただければと思いますが、僕はギタリストの観点から書いていきますのでご了承ください。
Gibsonから世界で5人目のシグネイチャーギタリストへ
ギタリストならば誰もが憧れる「シグネイチャーモデル」
松本さんは世界のギターブランド「Gibson」から自身のモデルを出しています。今でこそ「〜モデル」というのは多いですが、松本さんがGibsonからシグネイチャーモデルを出した時の衝撃は凄かったです。
そのギターがこちら。
Gibson Tak Matsumoto Canary Yellow
このギターが出た当初、世界には4人しかいなかったんです。
LED ZEPPELINの「ジミー・ペイジ」、KISSの「エースフレイリー」、AEROSMITHの「ジョー・ペリー」、GUN’S & ROSES「スラッシュ」と世界に名だたるギタリストの仲間入りを果たした瞬間でした。
この功績はアジア初です。
ロックの殿堂入り
これも大きなニュースになりました。
以前、共同で製作したギタリスト「スティーブ・ヴァイ」が推薦してHOLLYWOODのロックウォークに手形を刻印されましたね。
これも日本人初。
グラミーアーティスト
日本人ギタリストとして初の快挙「グラミー賞」の受賞。
世界的ギタリスト「ラリー・カールトン」さんと共作のアルバム「TAKE YOUR PICK」で受賞されましたね。
僕はこのアルバムが大好きです。
ロックギタリスト対クロスオーバーギタリストのバチバチなギターの音色がたまりません。
※Larry Carltonは皆さんご存知の「Michael Jackson」のアルバムでも弾いてます。70〜80年代のギターの歴史上の重要なギタリストです!
特徴的な音色
松本さんのギターの音を語る上で絶対に外せないのが「半止めサウンド」です。
※エフェクターの一つである「ワウ」を全開で踏むのでは無く、途中で止めて音の聞こえをよくする技法です。
ご本人も公言されていますが「マイケル・シェンカー」がこの技法で80年代に素晴らしい楽曲を出しています。
この中に収録されている「INTO THE ARENA」はギター界では「最高のインストゥルメンタル」とも言われています。
僕個人としては、シェンカーの半止めサウンドよりも、松本さんの方が好きですが…(笑)
歌えるギターフレーズ
松本さんのギターですごいところは「歌える」っていうところだと思います。
もちろん、すごい早弾きをしているフレーズは難しいですが(笑)どんな曲の中にも「歌えるメロディ」のようなギターフレーズが入っているんです。
しかもライブのアドリブ(即興)でも、すごく聞きやすいフレージングでギターを弾かれます。
あのメロディの出てくる感覚は本当にすごいです。
歴代のGibson Tak Model
ここからは画像が多めになります。
まずはこちら
Gibson Tak Matsumoto Les Paul Canary Yellow
はあ…かっこいいw
ではなく、このギターのレビューします。
Takモデル史上「最重量」を誇ります。Gibsonの中でも「レスポール・カスタム」と同じくらいの重量があり、ネックも太いです。
ですが本当に素晴らしい音が出ます!ロックギターは「これだろ!」というようなごっつい音です。
その音が堪能できるのは「Brotherhood」「ELEVEN」の2作。
音源ではこちらですが、ライブ映像が僕の一番のおすすめです!
僕の中でのB’z最強時代はこのライブ。もうめっちゃくちゃですw
稲葉さんのパワーはすごいし、松本さんの音はめちゃくちゃロックだし、バンド隊も最小編成で、演出もかっこいい。
アグレッシブすぎるB’zが見れますのでおすすめです。
Gibson Tak Matsumoto Burst
続いては第2弾のこちら。
はあ…美しいw
こちらは「ELEVEN」のツアーで初お目見えし、音源では「GREEN」からその音が聴けます。
このギターは先述のCanaryとは違い、広がりのある音です。
Canaryが「ギュっとした音」に対して「ブワッと」広がる感じです。
Gibson Tak Matsumoto DC
そして第3弾。
はあ…かっこいいw(もういいw)
このギターが出たのは「BIG MACHINE」ツアーからで、初めて見たときは衝撃でした。
音源ではB’zではなく「TMG」から使用していますが、インタビューではプロトタイプを使用していたとのこと。
製品版よりもボディが厚かったり、ネックも違っているとのことです。
ちなみにこのDCは種類がたくさんあります。
・Brown Burst
・Cherry Red
・Gold Top(Gloss top / Aged)
・DC Ebony(エボニーと呼ばれます)
・Korina
って多すぎ!!!www
あと製品化はしてませんが色別のものがあったりしまして、約13年ほど松本さんのメインギターとして使用されてました。
ちなみに僕が使用しているのはGloss TopのDCで手に入れてからは不動のメインギターです。正直、ハムバッキング系のギターへの購買欲が消えたほど良いギターです。
Gibson Tak Matsumoto Fire Bird
そしてこちら。
うん…なぜFireBirdにいったのか?と多くのギタリスト達が疑問符を出しましたが、アルバム「Horizon」を聞くと理由というか「こういうサウンドが出したかった」というのを聞かせ得てもらえます。
このギターはすごく優しい音が出てJazzとか、静かなインストゥルメンタルで使いたいって思いました!
Gibson Tak Matsumoto 1959 Les Paul
そして、最新の松本さんのモデル。
松本さんが所有する「1959年製Les Paul」の復刻版といえばわかりやすいかと思います。
このギターは本当に「いぶし銀」な音がします。
これは最新作の「DINOSAUR」でそのサウンドを聞くことができます。
予算に余裕があったら絶対に買ってます。
そして今…
現在、松本さんが使用しているのはこちら。
Gibson 50th Anniversary Flying V
もはや自分のモデルでもLes Paulでもないww
さすが過ぎて、自分のモデルをこれだけ出しながらのアー写で使わないというかっこよさ!
でも、見た時にやっぱり松本さんは「ギターキッズ」なんだなって僕なりに思いました。
やっぱり好きなギタリストと同じギター使いたいじゃないですか!?
松本さんにとっては「マイケル・シェンカー」がそうなのかなって思った瞬間でした。
まとめ
今回は僕の「松本孝弘・愛」を全開で書きました。
あくまでもギタリストの観点から書いたので「?」の方も多いかと思います。
少しでも「へぇ〜そんなすごい人なんだ」とか「やっぱり松本さんって凄いんだ!」とか思ってもらえたら嬉しいです。