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伝説と呼ばれているペダル

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こんにちは。

著者のゆっくんです。

ギターの世界には「伝説」と呼ばれているエフェクトペダルがたくさんあります。

ありがたいことに、僕はその伝説的なペダルに触れる機会が多くありました。(店頭で弾いたり、友人が貸してくれたり、自分で所有していたりです)

その中でレビューを残していきたいと思います。

探していらっしゃる方々のお手伝いになれれば嬉しいです。

伝説的なペダルのご紹介

ご存知の方もいらっしゃいますが、ギターのペダルの世界には「始まり」を告げたペダルがあります。

まずはBOSSの「OD-1」から始まり、Ibanezの「TS808」がほとんどの歪みペダルの起源です。

どちらも日本製っていうのがグッときます。

特に「OD-1」については、当時来日したJeff Beckの足元に真っ黒い「OD-1」があった事が写真などで確認できます。

そして「TS808」に火をつけたのは間違いなくStevie Ray Vaughanだと思います。

それまでも多くのギタリストの足元にあった「TS」ペダルを今の位置まで高めたのは間違いなくSRVの影響もあったと思います。

そして「KLON Centaur(ケンタウルス)」と「Landgraff Dynamic Over Drive」も始まりのエフェクター。

「なんの始まり?」かと問われれば「ブティックエフェクター」と呼ばれる今までの製品の一線を超えた価格と音質を持ったエフェクターの登場です。

昨今のエフェクター市場では平均価格で見ても2〜3万ほどですが、この2機種に関しては発売当初は6〜7万円という価格帯でした。現在では10〜30万で取引されることもあります。

この2機種が「ブティックエフェクター」の始まりでした。

OD-1とTS808

この日本製の2機種は現在、当初想定していなかった使用方法で認知されています。

そう「オーバードライブ」ではなく「ブースター」としての使用が多く、ドライブペダルとして使用されている方と半々くらいだと思います。

※僕が大好きなJohn Mayerやトモ藤田さん、SRVはドライブペダルとして使ってます。

OD-1もTS808も単体ではそこまで歪みません。クランチ〜オーバードライブ位までのアンプに「ちょい足し」の歪み感がすごく良いんです。

踏んだ途端に絡みついてるような気持ちのいい倍音とサステインが足されて、リードを弾く際は最高に気持ちが良くなります。

SRVはTS808とTS-9を「2台掛け」という技を使い、極太なストラトトーンを作り上げました。

※もちろん実力も必要ですし、あの人の場合弦のゲージやギターのセッティングが常人では弾けません(笑)

もしスタジオのアンプで「足りないなぁ〜」と思ったらアンプでGainを足すのではなく、アンプは自分の気持ちいい音の歪みの8割くらいにして、OD-1やTS808かTS-9をブースターで使い10の歪みにしてみてください。

CentaurとDOD

ブティックエフェクターの原点にして、最高峰のこの2機種。

Centaurも使用の仕方としては先のOD-1やTS808と同じ「ブースター」としての使用がメインです。

Dynamic Over Drive(DOD)はこの4機種の中で唯一「3mode」と言われる歪みの切り替えができるペダルです。

リードも取れる、バッキングもいける、ブースターとしても使えるという。

書いていると他の機種に比べて、かなりチート気味なことが出来、しかも音色はバツグン。

僕も初期モノを触ったことがありますが、本当に欲しかったです。

一方Centaurは「King of Over Drive」と言われ、その芳醇な歪みと倍音の出方、そして繋ぐだけで音が太くなるというバッファが特徴で、今なお最高峰のペダルとして君臨してます。

ただかなりの個体差があり、あたりのCentaurは間違いなく「最強」のオーバードライブ兼ブースターです。

まとめ

伝説と呼ばれるドライブペダルなので、今や中々手にはい辛い価格になってしまっていますが「それでも欲しい」って方は是非手に入れて見てください!

一生手放せないペダルになる事は間違いありません!(希少価値と音色も含め)

ちなみに僕はビンテージのTS808を狙ってます!

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