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【機材レビュー】コンパクトエフェクター対マルチエフェクター

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こんにちは。

著者のゆっくんです。

今回はコンパクトエフェクターとマルチエフェクターについて書いていきます。

 

とても大きな括りですが、昨今のエフェクター市場は本当に素晴らしい製品が多く買うのに悩まされます(笑)

 

その中でも「コンパクトエフェクターとマルチエフェクターのどっちが良いかな?」と悩まれている方もいらっしゃると思います。

 

コンパクトにはコンパクトの良さが、マルチにはマルチの良さがあります。

 

自分の活動においてどちらが適しているかの指針の1つになって貰えたら幸いです。

直感的操作はコンパクト

コンパクトエフェクターの良いところは「直感的に操作がしやすい」という事。

 

例えばディストーションに関して、歪み量やボリュームなどを操作する時にすぐにセッティングを見直したりいじる事が出来ます。

 

その分、スイッチが動いてしまうこともありますがそんな場合でもすぐに対応できるのがコンパクトの良いところ。

 

マルチエフェクターも最近では直感的操作がしやすい機種はありますが、やはりパッチ内にアサインし、ページを切り替えてセッティングをすると言うことを考えると少し慣れないと面倒な感じをしてしまうのはあります。

※好きな方はすぐになれますのでご安心を!

 

実際にセッティングをし直すと言うことになると、コンパクトエフェクターよりも時間がかかってしまうことは否めません。

サウンドバリエーションや運搬ではマルチエフェクター

マルチエフェクターの最大の利点であり、コンパクトエフェクターが到達できない領域がココです。

 

数十種類もの歪み、空間系、Mod系のエフェクターを一台で賄えます。

 

例えばディストーション+ブースター+ディレイ+リバーブ+Mod系3種(コーラス・フェイザー・トレモロ)などを使いたくてコンパクトエフェクターを準備するとかなりの大きさのボードになりますし、さらにパワーサプライが必要になります。

 

しかしマルチエフェクターではこれらを全て一台に内蔵してますので、いつでもセッティング可能。

 

さらにパッチの切り替えやCTRLボタン、プリセットの切り替えをプログラムしておけばどこでもすぐに呼び出す事が出来ます。

 

さらにルーティングが組み替えられるマルチならばさらに音作りの幅が広がります。

 

ここはやはりコンパクトではなく、マルチエフェクターが最たる強みを持っているところ。

オススメはコンパクト歪み+マルチ

昨今この使い方がギタリスト内でよく使われます。

 

歪みはアンプやお気に入りのドライブを使い、空間系を全てマルチで賄うという使い方。

 

この使い方であればマルチとコンパクト一台なのでそこまで大掛かりな荷物にならずにお気に入りの歪みを使いながら、空間系を一括で担う事が出来ます。

 

僕も今はこの使い方にシフトして行ってまして、本当に便利だと感じます。

空間系のみで使う場合

空間系で使う場合ですが、基本的にはアンプの「センドリターン」に入れて使う方法が良い感じの音になります。

 

僕の場合はギター→歪みコンパクト→ボリュームペダル→アンプインプット→センド→空間マルチ→リターン→キャビの流れです。

 

こうする事でプリ部で空間系を歪ませる事なく、歪んだ音に後掛けで空間系を使う事が出来ます。

 

ディレイ音とかはプリ部で掛けるより、ポスト(センドリターン)で掛けた方が音が綺麗です。

※好みはありますのでそこはいろいろ試してみてください。

パッチのボリュームコントロールをフル活用する

マルチはパッチごとに「ボリューム」をコントロール出来ます。

 

マスターボリュームとは別でパッチ毎の出力を変える方法です。

 

これを行う事で「簡易的なクリーンブースター」と同じようにボリュームのみを大きくしたり、小さくしたり出来ますので、ソロの際に少しだけボリュームを上げておくと聞こえが良くなります。

 

僕はバッキングの時は100にしておき、ソロの時は大体110〜115にセッティングしてます。

 

これだけで随分違いますので是非お試しください。

オススメのマルチは?

僕が現在でオススメできるマルチ+コンパクトでの使い方ならばBOSSの「MS-3」かLINE6のHTで、マルチのみならばBOSSのGT-1000をオススメします。

 

MS-3はスイッチャー兼マルチなので本当に利便性が高く、歪みペダルの入れ替えも簡単に行えます。HTは流石のLINE6の製品で空間系は最高です。

 

また、最近発売されたBOSSのGT-1000は現在ラインアップされている空間系の「500シリーズ」を搭載していたり、コンパクトエフェクターの「技シリーズ」や「Xシリーズ」まで搭載しているというツワモノ。

 

そして、アンプのシミュレーターもBOSSの最先端技術である「AIRD」を搭載して、まさに何でもありの一台です。

 

価格帯もBOSS製品らしく10万前後というお求めやすい価格。

 

今1番僕がオススメするマルチエフェクターです。

まとめ

今回はコンパクト対マルチエフェクターというテーマで書いてきましたが、僕は元々コンパクト派でその後しばらくマルチのみを使ってきました。

 

現在はコンパクトとマルチエフェクターの併用を視野に入れてシステムを再構築中です。

 

極論で言ってしまえば「荷物を多く持ちたくない!」という方はマルチが良いと思いますし「自宅で音の作り込みがしたい!」という方もマルチが良いと思います。

 

反対に「こだわりのエフェクトを使いたい!」という方はコンパクトが良いと思いますし「やっぱり足元で直感的に作りたい!」という方はコンパクトが良いと思います。

 

僕は両方あるので併用しますが…

皆様のこれからの音楽ライフの何か手伝いが出来れば幸いです!

 

ご覧頂きありがとうございました。

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