こんにちは。
著者のゆっくんです。
今回は「機材の購入」に関して、僕が散財しまくった頃にこんな記事があれば「考え直した」か、もしくは「踏みとどまったかも」と言った記事を書いていきます。
※決して後悔しているわけではなく、もっと考えて必要なものを買えばより良いものが手に入れられたのではないか?ということです。
もちろん。新しい機材って買った時はテンションが爆上がりしますし、早く試したいし、ガンガン使っていきたい。
ですが…「その機材…本当に必要ですか?」
という点を何点か書いていきますので、今購入に悩んでいる方の参考になればと思います。
その場でのノリで買わない
まずはここからですが、この「ノリで買う」というのは言葉悪く言いますが…
思いっきり「愚者の選択」です。
どんなに店員さんに「今日しかありませんし、明日には無くなるかも…」と言われても踏みとどまりましょう。
特に高額になるギター本体などは絶対に一度冷静になる必要があります。
そもそも、まず大切なのは「自分のギターの可能性」を全て出し切ったのでしょうか?エフェクターのセッティングは?アンプはどうセッティングしたのか?
まずは出来るところから着手しましょう。
大体の方が、他のプレイヤーが使っていて「やっぱり良いなぁ〜あのギター。欲しいなぁ〜」と思って楽器店に行き、試しで弾いたら結構良くって店員に勧められて買っちゃう。
みたいな。
ノリで買う。ダメ。ゼッタイ(笑)
僕は今、テレキャスを探していますがもう6ヶ月は悩みっぱなしです。
エフェクターに関しては、買ってすぐに下取りに出すか、オークションで売っているのでプラマイ0ですが、ギターに関しては買った瞬間から値段が下がります。
よく「ギターは資産になる」という方がいますが、それはビンテージかGibsonかFenderのマスタービルダーもの、PRSのプライベートストックレベルのものだけ。
まずは自分のギターの可能性を引き出す様に、自分のギターをとことん愛してみましょう。
試して買わなくても店員は怒らない
講師をしている時に生徒さんに言われました。
「先生…楽器を試して買わなかったら店員さん怒らないかな?」
声を大にして言いましょう。
怒りませんし、怒る店員がいたらクビになる。
という事。
楽器店に1日いてみてください。どれだけの人が試奏して購入まで至っているでしょうか?
もちろん試奏する以上、購入の意思があるものとして店員さんはセッティングしてくれます。
本当にありがたい事ですし、出来ることならば買いたいですよね。
僕も試したものは欲しいです(笑)
しかし、自分の好みに合わないものだったり、手持ちがなかったり、まだ他のものを試してみたい時。
率直に伝えてあげる事が大切です。
試奏をさせてもらったら必ず「感謝」を伝えてその場から去るのがいいと思います。
僕は「他にも試したいものがあるので…長い時間弾かせて頂きありがとうございます!」と5分くらいの試奏でも必ずお伝えします。
で、本当に良いものでその場で買えないならば店員さんの名刺を貰っておきましょう。
購入する時は事前にその店員さんにアプローチをしてから購入する事で、そのお店で強い「パイプ」を作ることも出来ます。
店員さんとうまくコミュニケーションを取り、より良いものをお得な価格で出してもらえる様な。
そんな関係になる為にはまずは試奏し、ちゃんとコミュニケーションを取ること。
なので、店員さんは試して買わなくても怒りません。ご安心ください。
まずは3日悩んで見る
僕の中での1つの指針。
まずは「3日」悩んで見る。
自分の今の楽器を見直す、音の作り直し、お財布の状況…家族、彼女、嫁さんへの言い訳の整理(笑)
全てが条件を満たした時に「いざ!」となりましょう。
本当に「その場のノリ」で買うとめちゃくちゃ痛い目を見ます。
よく「カードが無くてもクレジット審査でいけますよ!」と言う店員さんがいますが…
僕からしたら「3〜40万をするものをたった10分そこらでクレジットを組ませるなんて信じられない」という事。
たしかに、その場でしか手に入らないギターは沢山あるでしょう。もしかしたらお店を離れた瞬間に買われてしまうものもあるでしょう。
しかし…それが「縁」なのです。
もしあなたが気に入ったギターがあり、3日悩んで「いざ!」となったものがその時まで残っていれば、それは「縁」があったという事。
もしくは、店員さんに「手付金」として3〜5万お渡しして1週間くらい取っておいていただくことも可能な店舗はありますので、もしどうしても欲しいもので3日くらい悩みたい時は、事前の手付金をお支払いして「商談中」札をつけておいてもらう様にしましょう。
このお金は帰ってきます。
※店舗によっては帰ってこないこともある様ですが…そこは各自ご確認ください。
なので、焦って買うことほど勿体無いことはないので、まずはしっかり「悩みましょう」
まとめ
ギター本体も含め、エフェクター類も普通に「趣味」で考えれば非常に高価な買い物です。
下手すればPCの高スペックを3〜4台まとめ買いできますからね。
大切なのは「冷静に」「状況判断」「必要性」をしっかり見据えること。
もしかしたら持っている楽器のポテンシャルを引き出し切っていないのに「見切り」をつけていませんか?
あなたの楽器はもしかしたらもっと素晴らしい力を持っているかもしれません。
次はそんな「潜在能力開放」的な記事を書いていきたいと思います!
ご覧頂きありがとうございました!