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コラム

集客が増えないと嘆くバンドへ.その2【製作編】

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こんにちは。

著者のゆっくんです。

前回、集客で悩んでいるバンドが行なった方がいいかも?という観点から書いた記事「集客が増えないと嘆くバンドへ【営業・マーケティング編】」の続きで、今回は【製作】に関して書いて行きます。

【参考記事】

集客が増えないと嘆くバンドへ【営業・マーケティング編】

 

この記事の最後に「学校の勉強は必要である」と書きました。

その理由を今回は書いて行きたいと思います。

ただし、今回も「100%正解ではなく、こうしたらいいと思いますよ?」という提案ですのでご理解頂いた上で、ご覧いただければと思います。

※かなり辛辣な文章を記載しておりますので、気分を害される可能性がございま。ご承知の上でご覧くださいませ。

なぜ勉強が必要なのか?

まずは「バンドマンがなぜ勉強した方がいいのか?」という事に関して僕なりの解釈でお伝えします。

 

バンド=表現者(アーティスト)兼ビジネスマン

 

なんです。そのアーティストの思いや感じている事、世の中に訴えたいことがあり作品が生まれてきます。

そしてそれを仕事にして「感動してくれ人からの感謝」の対価として「お金=印税」をいただきます。

※もちろんビジネス面が多く関わってくるので「書きたい時だけ書く」という事は仕事として捉えた時にはできません。

 

表現者として現在の心境や、社会、政治に対して発したい時に、情報として何かをキャッチする、調べる、自分の中に落とし込む、形に変換し音にする。という作業は「新しい知識を習得する行為」に非常に近いです。

そのため、勉強をしない・できない人にとってこの作業は非常に苦しい作業になります。

楽曲製作に必要なもの「国・英・社・理・数」

音楽を作る上で欠かせないものそれが…

「国語」「英語」「社会」「理科系」「数学」です。

これに関しては1つずつ紐解いて解説して行きます。

国語

作詞に絶対不可欠な「言葉」

それを学ぶのが国語です。

僕はかなり「歌詞をしっかり読む」方で、ある意味小説に近い感覚で歌詞を読みます。

その時に感じるのは「比喩・言葉選びのセンス」です。

人に何かを伝えたい・表現したい時には「語彙力」が必要になってきます。

その時言葉を知らない・例えがうまくできないと稚拙な文面になり、メロディの尺に言葉がうまくハマらず、結果何を言いたいのかわからないといった現象が生まれます。

これはアマチュアバンドによく起こりうる事です。

※メジャーアーティストの場合ですと「ディレクション」が必ず行われるので歌詞のダメ出しなどが頻繁に行われます。そこで修正されるわけです。

そのため、言葉を知る、例えを知る、言葉遊びができるようになる、人の心にフックする言葉選びができるというスキルが必須です。

個人的に好きなアーティストとしてB’z、Mr.Children、BUMP OF CHICKEN、RADWIMPS、Unison Square Gardenさんの歌詞の表現力は素晴らしいと思います。

 

逆として…

特定の名前は伏せますが「表現が一本道すぎて飽きる」方もいます。

確かに恋愛はもっとも多くの楽曲のテーマになりますが、新曲のタイトルを見た瞬間に「あ〜またこういう展開でしょ?」と見切りをつけられる方もいます。

そういう方のタイトルを聞いた瞬間に恋愛がテーマの曲であれば…

とりあえず出てくる「愛してる

 

多分…もうみなさん「飽きてる」レベルかもしれません。

 

例えばその歌詞の中で「愛してる」という言葉を一回も使わずにその気持ちを表現しきる言葉選びがあれば、また「新しい感動」が生まれてくると思います。

 

ちなみに…語彙力・表現力は小説などからも学ぶ事ができます。

 

僕は西尾維新さんの作品(物語シリーズ)が好きで読みますが、この人の語彙力や表現力・言葉遊びは本当に素晴らしく「よくこんな文章出てくるな」と本当に思います。

 

この物語シリーズには必ずキャラソンがついてくるのですが、その楽曲の作詞をされている「meg rockさん」の歌詞が、まさに小説の世界を切り取り「短編」にしたもののクオリティで描かれているのでとても勉強になりました。

 

歌詞は楽曲の中で唯一「言葉」の表現ができる最高のツールの1つ。しっかり勉強をして自分の「本当に表現したい言葉を選ぶ力」を身に付ける事が必要かなと思います。

 

またバンドマンは「営業マン」でもある以上、丁寧語・謙譲語・尊敬語は習得しておきましょう。

関係者となってくださる方々は、ほぼ間違いなく目上の方か、キャリアが上の方、実績をお持ちの方です。

その時に無礼な言葉選びをした瞬間に「礼儀作法も知らないおバカさん」のレッテルを貼られてしまい、相手にされなくなります。

実際に僕はその現場を見た事があります。

そんな勿体無いことをしないように、しっかりと言葉を勉強しましょう!

英語

こちらも前項の「国語」に通ずるものがあります。

ただ一番気をつけなければいけないのは「本当にその言葉で意味があっているのか?」という事。

せっかく素晴らしい言葉を選び書いても「本当の意味」が違っていたら台無しです。

ぜひ歌詞を書く時は「辞書」を持ってしっかりと意味を調べてから書き、せっかくなので習得しちゃいましょう。

 

そして現代は「1個人が世界と戦える時代」ですので、英詞で書いた曲が海外でヒットするなんてことも起こり得るかもしれません。

海外は日本の音楽界と違い「年齢」や「ルックス」ではなく「実力があれば年齢もルックスも関係ない」という「実力主義」なところが国内よりも強い傾向があります。

まだ夢を諦めていない方はぜひ英語にトライして見てはいかがでしょうか?

社会

1960年代、一番多かったのは自由を歌う歌や「社会に対しての訴えを言葉にしたもの」でした。

かの有名なJimi Hendrixも「ベトナム戦争」にあてて書いた曲があります。

日本ではなかなか「戦争」や「自由」といったテーマでは書くことは難しいと思いますが、世の中で何が起こっているのか?をキャッチし作品にするということはとても必要な要素だと思います。

 

また「歴史」を学ぶことで楽曲製作に生かすこともできます。

これは社会の歴史だけでなく「音楽史」です。

どの時代に、どんな曲が、どんなメロディが、どんな言葉が使われてきたのかを知る・学ぶことで「新しいものへのアプローチ」や「ノスタルジックに訴えるもの」を作る事ができます。

理科系

理科に関しては「一番縁が遠いじゃん!」と思う方がいると思いますが、音楽には「理科系の知識はもっとも使う」という事。

 

音は空気振動により、人間の鼓膜に伝達され、それを音として脳が感知し認識する。のです。

 

この文面の中だけで生物、物理の文言が入っています。

人間が心地よいと思う音を分析し、形に変えるには理科系の知識は非常に役に立ちますし、覚えておいて損なことはありません。

どちらかというと「楽曲製作」においてではなく「実技」の方に影響を及ぼすのがこの「理科系」の知識です。

答えはみなさんで考えて欲しいですし、絶対の正解ではないので僕からの回答見本は伏せますが…問題です(笑)

Q.リハーサルを終え、開場しお客さんが入り、ライブを行い、映像を録り後ほど確認したところ、サウンドに変化があり音抜けが悪くなってました。

さて…何が原因で、どう対処すれば自分が作り上げた理想のサウンドにする事ができるでしょうか?

答えはたくさんありますが、ぜひお考えいただければと思います。

数学

こちらは前回の記事にも記載いたしましたが「営業」「マーケティング」に使えます。

数字はビジネス上では「指針」の1つであり「結果」です。

自分たちで調査(マーケティング)し、実践(営業)し、結果をみて分析し、再調整を行い、また繰り返し事業計画からそれていないかを確認し…

 

分析・目標・事業計画など「数学」を知らずして計算・算出ができるわけがありません。

 

バンドマンは「ビジネスマンであり、表現者である」

僕個人の考えではありますが、多少はこういったマーケティングを配慮できるアーティストが重宝されるのでないかなと思います。

まとめ

一気に書いてきましたが、これだけでも学校教育受けたり、勉強をする価値があります。

勉強をしないで本当に素晴らしい楽曲を作り、結果を残せるのは「本当の天才のみ」です。

必ずみんなが通ってきた「勉強する」ということ。

これからの時代は尚更「勉強ができるアーティスト」が生き残っていくのではないかと思い、今回は記事にいたしました。

 

少しでも「あ〜確かに」とか「そうだよな〜」とか感じていただけたら、ご参考になったのであれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

次回のコラムは「練習しても上手くならない人」をテーマに書いて行きたいと思います。

 

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