こんにちは。
著者のゆっくんです。
今回はコンプレッサーの中でもナチュラル系でベストセラーになっているProvidenceのVelvet Compを紹介いたします。
手頃な価格ながらも使い勝手やサウンドはトップクラスの素晴らしいコンプ。
悩まれている方の参考になれば幸いです。
とてもナチュラルにかかるコンプサウンド
この機種の一番の目玉は「とても自然」で「音楽的」なコンプということ。
僕も一時期はメインで使っていましてかなり愛用していました。
ギターの美味しいところを立たせてくれるサウンドで余程破茶滅茶なセッティングをしない限りは音は破綻しません。
コントロールはLEVEL、ATTACK、SUSTAINですがこの3つのノブで本当に作り込みがしやすく、持ち運びもコンパクトなので持って行きやすいです。
ちょっとブースター的にも
3つのノブの中でコンプとしての作用をもたらすのはATTACK,SUSTAINです。
この2つを抑えめにセッティングしてLEVELを少し上げ目にする事でクリーンブースターのように使えるサウンドになります。
この音で使用するとディストーションサウンドはより力強くなり、アルペジオなどの音の立ちが良くなります。
※僕はレコーディング中にかけっぱなしで録っていました。
アンプだけだと「何か足りない」と思った時に本当に隠し味的に使う事で、音を整えて目指してるサウンドに近づけることができるかもしれませんのでお試しいただきたいなと思います。
大物スタジオミュージシャンも愛用
このVelvet Compは日本の音楽界で最も活躍されているギタリストの1人「今剛さん」も愛用されています。
※僕はこれが理由で一番最初買ったといっても過言ではありません(笑)
今剛さんはギターから一番最初のインプットにセットされています。
その後にボリュームペダルやラックに信号を送っているようです。
海外のミュージシャンではTOTOのスティーブ・ルカサーが使用しているのを見たことがあります。
しかし、ルカサーの使用の仕方は今剛さんとは真逆で、なんとアンプの一番近い最終エフェクターとして使っていました。
歪ませた音もコーラスサウンドにもコンプをかけるというマスターコンプレッサーの使い方をされていました。
2人の超一流ギタリストの全く真逆の使い方。
これは実際に自分で使ってみてどちらのサウンドが好みかで使い方を決めてもいいと思いますし、このVelvet Compが「ナチュラルにかかるコンプ」だからこそできる使用の仕方なのかなと思います。
使用方法が幅広い使い勝手のいいコンプというのは、このようなところから感じているところです。
最後に…
今回はProvidenceのVelvet Compを紹介してきました。
お値段も高すぎず、どこのお店でも購入することができるのもありがたい限りです。
ちなみにこのVelvet Compには上位機種もあります。
それが先に記述いたしました「今剛さん」のシグネイチャーモデル。
より音質をクリアに、生々しくチューニングをしてあるとの事です。
まだ試したことがないので近々、手に入れてレビューできたらと思います。
ご覧いただきありがとうございました!