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B’z Takトーンの作り方〜ワウペダルとFixed Wahについてどっちが良いのか?

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こんにちは。

著者のゆっくんです。

 

今回はB’zの松本さんのギターの音「トーン」について書いていきます。

松本さんのサウンドについては過去記事もございますのでそちらもよろしければあわせてご覧ください。

 

さて…今回は松本さんと言えば!やはりフィルターがかかったような魅力的なサウンド「半止めワウサウンド」に着目していきたいと思います。

そもそも半止めワウサウンドとは?

こちらは前回の記事を参考にしてください(笑)

https://guitartabibito.com/tak-wah/

だけではなくより詳しく書きますが…

 

ワウペダルの可変幅でミッドからハイにかけての所謂「ミッドハイ」もしくは「ハイミッド」にピークを持ってくる手法で、ギタートーンの聞こえやすさはこの「Middle」と呼ばれる音の真ん中の成分の大きさがキモになります。

 

松本さんのピッキングも相まって、かなりミッドが芳醇なサウンドではありますがそこからさらに「ハイミッド」を際立たせるのが半止めワウの効果です。

 

B’zの曲や松本さんのソロアルバムの曲やなどを弾いていくには欠かせない要素ですね。

 

元メガデスのマーティ・フリードマンも「Takさんの音は一回聞けば分かっちゃう」と仰ってました。

 

ここまで半止めワウのサウンドを使いこなしたのはおそらくマイケル・シェンカーと松本さんだけではないかと思います。

ワウペダルじゃ出来ないのか?

さて…では実際に出してみようと思い「いざ!」と思いやってみましょう。

 

……

 

そうなんです。

 

ワウペダルで行うと1番気持ちいい音(スイートスポット)を毎回安定して出すことが難しいのです。

 

ワウペダルは上げ下げをして使うものですから「固定して使う」と言うことを念頭に置いていないのです。

 

「じゃあ固定できるワウを使うしかないじゃないか!」

 

と思われる方もいると思いますが…

 

僕は以前、Fixed Wahが無かった頃は下の方法でワウの「固定」をしてました。

 

1.まずはワウペダルをオンにする。

 

2.踏み込みながら弾いていき、自分のスイートスポットを見つける。

 

3.場所を特定したら…踵側に「使い終わったピック」を重ねてテープで固めて挟む!

 

もちろん、全曲でその「半止めワウ」の音が欲しいわけではないので必要曲の時だけセットしてました。

 

こうする事で通常のワウペダルでも踏み込んだ後に踵側に少し戻せばピックのテープ巻きがある事で完全には戻らずスイートスポットで弾くことができるのです。

 

なので、お気に入りのワウがある方は是非お試しください。

 

僕の個人的オススメはXoticのワウペダルとMXRのワウペダルで、Xoticはトルクを使って自分の好みの音が作り込みやすいのと踏み込み幅が大きいです!

MXRの方はインダクターが2つ搭載されていて「ハイを強調したもの」と「ロー側に重心を置いたもの」と切り替えができま

す!

Fixed Wahのメリットとデメリット

さて、普通のワウペダルでも簡単に「半止めワウ」の音を出すことが出来ることはご説明させていただきました。

でも、実際にもっと簡単なのは「Fixed Wah」を手に入れること。

僕が知ってる限りでは3種類ほどご紹介出来ます。

1.FAT Fixed wah

こちらはもう本家と言えます。

実際にB’zの松本さんもギターを調整したり、ライブ中のスイッチングを始めレコーディングの音作りなど、あらゆる面で松本さんをサポートしてるギターテックチームが作った「本人の為」のFixed Wahです。

まさにプロユースで、ノイズも可能な限り無くし非常にかかりがクリアです。

何万人ものお客さんが入るステージで使われているものなのでクオリティは本当に凄いです。

松本さんと「同じものが欲しい!」と言う方はこれが1番だと思います。

2.Keeley Fixed Wah

こちらはエフェクター界隈で「モディファイ」と「コンプレッサー」で革命を起こしたブランドkeeleyのFixed wah

僕はこちらのFixed wahを使用してました。

2chあるのが本当に有り難くて「ロック用」と「バラード用」などセッティングをそれぞれに当てることができたんです。

特にロック用の音でバラードとかを弾くと雰囲気が台無しになりかねません。それくらい半止めワウの力は強いのです。

少しピークをハイよりもミッド側に寄せ優しい半止めワウのサウンドを出すこともできます。

それぞれのセッティングで使いたい方は是非こちら。

音もノイズ対策も非常に良くできていて、僕は本家よりもこっちの方が好きです。

3.Providence Qペダル

こちらはもう中々手に入らないのではないか?と思いますが、エフェクター界の最大手の1つProvidenceが唯一作った半止めワウ。

 

こちらもとてもマイルドな音色で本家と比べるとやや大人しい感じの音のかかり方です。

 

ただ現在では中古などでしか見受けられないので手に入れるのは中々困難かもしれません。

最後に…

とても魅力的な松本さんのリードサウンドの1つ「半止めワウサウンド」

 

もはや松本さんの専売特許と言えるくらい有名な音色ですし、それだけ多くの方の耳に残る素晴らしい音色。

 

もしB’zのコピバンなどをやるのであればマストアイテムである事は間違いないと思います。

 

今回ご紹介した3機種以外にもまだまだあるとは思います。

 

ご自身に合ったワウペダルやFixed Wahを見つけて気持ちいい半止めワウサウンドを楽しんでみてください!

 

ご覧頂きありがとうございました。

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