こんにちは。
著者のゆっくんです。
今回は2021年で最初の新機材の導入をしましたKarDiaNさんの「titania」をレビューしていきたいと思います。
先に書いておきますが、あまりのペダルの素晴らしさに感動しており、興奮もしております。
今まで「歪みはアンプで作るもの」や「Helixのモデリングが最高!」と思っていたのです。※勿論今でもアンプの生の音は最高と思ってます
ですが!そんな僕が「このペダルの歪みはたまらん!」と思ったのです。
皆様におすすめしたいポイントと気づいた所を紹介していきたいと思います。
3モード搭載のディストーションと6個のコントロールノブ
まずコントロール部分を見ると、「Heavy(H)」「Normal(N)」「Light(L)」といった形でメインの歪みの量を変える事ができます。
そしてGAIN,VOLUME,BASS,MIDDLE,TREBLE,PRESENCEの6個のノブがあり、かなり細かく音を作り込む事ができます。
そしてここでおすすめしたい部分を書いていきます。
3モードで「歪みの重心」が変わる
KarDiaNさんのtitaniaが良すぎる件。
— ゆっくん@ギター旅人 (@Yukkun5150) January 2, 2021
Marshall CODE25(1959モデリング)
EQはフルフラット、歪みはクリーン
Peavey Wolfgang
のみで、後はボリュームここまで可変できるってヤバい‼️超楽しい‼️
※今回はNormal chで弾いてます。 pic.twitter.com/BIFJtehPxG
https://twitter.com/yukkun5150/status/1345306902100549633?s=21
僕が感動したポイントがここです。
この「titania」GAINが0でも歪みます。
さすが「Hi Gain DISTORTION」と歌っている製品。
ただ「H」「N」「L」の各モードで試したところ、Lightからどんどん歪みの重心がどんどん「どっしり」してくるんです。
例えるならLightがM社、NormalがB社、HeavyがD社みたいな感覚でした。
※ここについてはKarDiaNの北田さんにお伺いしてみたい!
どんどんあの「ズクズク感」が増していく感じがすごく良いのです!
ここは使用される方の好みに合わせて、まずはGainを0にして好きな歪み加減を確認してからGain量の確認やそれぞれのパラメーターをいじっていくと良いと思います!
ボリュームの追従性が半端じゃない!
僕はPeaveyのWolfgangをメインに使用しています。
実際の仕様としてはかなりの頻度でボリュームを弄って、GainやTONEのコントロールをします。
で、その使い方について来れるかのチェックがかなりの肝なのですが…
この「titania」は凄いです。本当にアンプレベルの追従性。
さすがに「Heavy」だとボリュームを絞ってもクランチ位までなのですが、NormalとLightモードの場合はディストーション〜オーバードライブ〜クランチ〜クリーン(コードで弾くとクランチ)までコントロールできます。
これは個人的な感想や感覚もありますが、どクリーンよりも少しクランチ加減の方がバンドサウンドに混ざりが良いので、僕個人としては本当に使いやすいです。
これはぜひ体感していただきたいです!
コントロールノブの効き方が凄い!
これも最高!と思ったのがコントロール部の効き方。
ほんの少し弄るだけでも音が可変しますので、自分のスイートスポットを見つけやすいのではないかと思います。
また様々なライブハウスやスタジオでアンプの種類が変わっても、その場で少し調整すれば最適な音を見つけられと思います!
歪みを上げていくと「BASS」が増加する傾向がありますが、この部分もBASSコントロールが秀逸なので各会場での調整がしやすいかと思います。
さらにMIDの加減で「ドンシャリ」や「カラッとした音」「リードサウンドにあう音」の調整も容易ですし、TrebleやPresenceの効きも良く「音抜け」の調整もできます!
このコントロール部分の効きの良さに関してもぜひ触って体感してみていただきたいです!
手元でのコントロールが必要なペダル
使用していて感じたのは「弾き手」が「手元でコントロールする必要がある」ペダルなのかな?と感じました。
確かに「ディストーション」〜「オーバードライブ」〜「クランチ」まで作り出す事ができます。
が、これは「手元でリアルタイムでコントロールできる事」が必要で、演奏中に常に出音に神経を張って、最適なサウンドを耳と感覚に覚えさせて、その場で作り出す。
といった「プリセット的」な使い方ではなく、生きた演奏をさせてくれるペダルなのかなと感じました。
自分のギターとボリュームの可変幅、TONEの効き方などを把握できていればこれだけギタリストに沿ってくれるペダルは凄く強い味方になってくれます。
※ちなみにLightモードでTONEとVolumeをコントロールしたらBluesやJazzyなトーンまで出せました。
メタル・ミクスチャー・多弦ギタリストは所持必須の歪み
どんなギタリストに勧めたいか?
と問われれば「メタル系」や「ミクスチャー系」「多弦ギタリスト」は1台持っていていいと思います。
僕のようにロックやポップスをメインにしているギタリストもおすすめですが、特におすすめなのは先述の3者。
Heavyモードでガンガンに歪ませても音が潰れずに前に飛んできます。
そして何より1番大切な事…
『本当にノイズが少ない‼️』
Heavyモードで全開にしてもほとんど気にならないレベルのノイズ量でした!これは本当に凄いんですよ!
最後に…
今回、KarDiaNさんの「titania」についてレビューして参りましたが…
このペダルは「名機」の仲間入りをすると思います。
マイアンプが無くても手に入る「最高の歪み」
僕はセッションや自身のバンドでガンガン使い倒していきたいと思います!
この手のペダルはやっぱり「爆音」でこそ魅力がある!と個人的には思ってますw
もし気になった方はぜひ手に取って極上のサウンドを体感して見てください!
ご覧いただきありがとうございました。