こんにちは。
著者のゆっくんです。
友人のOくんより…
「Takさんの音はどうやって作るの?参考になる機材とかあったら教えて!」
という問い合わせをいただきましたので、僕が思うTakさんの音に「近づくため」に必要なツールをご紹介して行きます。
基本的に同じ音は出ません
のっけから身も蓋もない書き方をして申し訳ありません。
が…これはもうどうしようもなく言い切れてしまうんですよね。
Takさんの音は素晴らしいし、憧れる方も多いですがあの音は「Takさんの指」だから出る音なんです。
より近づくために2点オススメします。
まずはピッキングから見直そう
「ピッキング」と一言で言っても本当に奥が深くて、どのポジションで弾くか、ピックの角度は?ピックの硬さは?振り抜くスピードは?など言い出したらキリがありません。
しかもアンプから音を出しながらの研究になりますのでこれがまた時間がかかる(笑)
ですが、これはLive DVDとかを見ながら参考にしてもいいかと思います。※実際、僕もやってました。
フィンガリングは丁寧に…
Takさんの凄いところは「フィンガリング」が凄く綺麗なんです。
無駄な力が入っていない感じのフィンガリングで、とても無駄がなく弾ききっています。
ハンマリング・オンとプリング・オフも本当に綺麗なのでぜひこちらは映像でご覧ください。
この2点をご覧いただいてご理解いただきたいのは「しっかりとした練習量」が必要という事。
なので「一朝一夕」ではTakサウンドに近づくことはできません。
これは練習あるのみですね。
Takトーンに近づくための機材編
Takさんの音に近づくには何点か必須のアイテムがありますのでご紹介いたします。
ギターはハムバッカーのLes Paulタイプを。
これはもう必須アイテムです(笑)
予算に余裕がある方はGibsonを手にしていただくのもいいと思いますが、もしそこまで予算が届かない方はフジゲンさんや、EpiphoneのTakモデルもありです。
アンプはMarshall系を※エフェクター使用
なかなか自宅でヘッドアンプを鳴らすことができる環境の方はいらっしゃらないと思いますので(笑)
スタジオで鳴らす事を前提に書いて行きますね。
アンプはMarshall系アンプを主軸に使用して行きます。
アンプのセッティングはクリーンの状態で作る事を前提に書きますね。
クリーンサウンドに歪みペダルを使用して作る作り方
アンプのEQセッティングは12時のフラット状態にします。
使用するのはディストーションタイプのエフェクターを用意します。Takさんの歪みに関してはBogner,5150,ROCKMANというものがありますがROCKMANの歪みは手に入りづらいので、ご紹介が叶いませんが、Bogner,5150はそれぞれで音作りができるエフェクターがありますのでご紹介します。
アルバムでは「SURVIVE」〜「GREEN」まで使用している5150の音を完全再現しているWamplerのPinnacle。
ブラウンサウンドを基調としていますが、こちらのエフェクターの完成度は非常に高くて、Takさんの音狙いではなく、良い歪みが欲しい方もぜひお試しいただきたいです。
※ちなみに…BrotherhoodではCAEの3+seを使用しています。
「BIG MACHINE」〜「ACTION」まで使用していたのは「Bogner」というアンプです。BognerのEcstasyは3ch使用でこの赤いペダルは一番歪むチャンネルをシミュレートしたものです。
これも良い音しますよ!
こちらはTMGの頃に使用していた「Uberschall」です。
歪みの質は「Uberschall」の方がキメが細かくより歪みます。
上記の3つがTakさんの音に近づくためには良いかもしれません。
ちなみに僕が一番プッシュするのはこちら
これは良いです。音作りもしやすく歪みの質も現代のTakさんの歪みに近いですし、Pinnacleと同様様々なシーンで使用することができます。
今回のまとめ
Takさんの音は唯一無二の存在感をもち、誰が聞いても「あっ?松本さんじゃない?」と思わせる説得力があります。
そのためにはまずはしっかり練習することが良いかもしれません。あくまでも機材は手助けであり、演奏のレベルを上げることがいちばんの近道かもしれません。
次回は歪み以外での必須アイテムについて書いて行きたい思います。
ご覧いただきありがとうございました!