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コラム

集客が増えないと嘆くバンドへ【営業・マーケティング編】

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こんにちは。

著者のゆっくんです。

今回は前回記載した「バンド活動は会社員の仕事を全て持つ」の続編として書いて行きます。

バンド活動は会社員の仕事の全てを持つ

今回はバンド活動において一番の要と言って良い「集客力」に関して。

あくまでも「これが100%間違いない!」ではなく、参考までに「これくらいの事はしたほうがいいんじゃないか?」という観点で書いて行きます。

※かなり辛辣な文章を書いておりますので、気分を害される可能性がございますが、ご容赦ください。

 

SNSは必ず使用しましょう

昨今、SNSはおそらくメディア媒体よりも影響力が強く、スピードも段違いであり、さらには「必要ない細かい情報」まで汲み取れてしまうツールであり、使いこなせば最高の情報拡散ツールです。

 

知り合いのアマチュアバンド(メジャー)を目指しているバンドの人と話した時に「SNSは嫌いなんだよね〜」と言ってましたが現代においては「論外」です。

 

「好き」とか「嫌い」ではなく「情報発信としては酸素と同じレベルで必要なもの」です。

 

そして「登録してるけど使ってないんだよね」も「論外」です。

 

かなりキツめな言い方で書きますが…

「自分達から情報を発信しない限り、だれもあなたに興味を持ってくれません

「LIVEを見てくれたから拡散してくれるだろう」とか。

「友達だから拡散してくれるだろう」とか。

「家族だから応援してくれるだろう」とか。

そんな事は100ある内の1つか、10,000の内の1つかも知れません。

 

情報の発信のしすぎも他者から見たら「ストレス」の原因の1つになりうるので「バランス」が大切になってきます。

ライブ情報や視聴音源サイトなどの発信は、別ページでまとめるとか、リンクを貼っておくとかまとめておくことがベターです。

 

「〜だろう」の人頼みの情報拡散は無い

例えば企業の新製品が出たとして、プロモーションを行わなければ「誰も知らない」のです。

バンド活動をする上で一番気をつけなければいけないのは、商品は「作り上げた音楽」だけではなく「バンドマン本人」が商品の1つであるという「自覚」をする事。

それを理解した上でSNSをしっかり使いこなし、自分たちを知ってもらうための活動をして、最終的に「LIVE」や「音源」を体感してもらうことが、現代の主流だと思います。

情報物流の流れが変わっている

それこそ1990年代(SNSがなかった時代)においては。

メディア⇨CDを買う⇨ライブに行く⇨アーティストの人間性を知るという流れだと思います。

※メディアでもアーティストの人間性は見ることができますが、やはりライブのMCなどで初めて知ることが多いと思いますのでこの流れにしました。

 

しかし、現代においては。

SNSで知る(アーティストの人間性含め)⇨音源を視聴する(You tubeなど)⇨CDを買う or LIVEに行く

という流れです。

メディアがSNSに吸収され、アーティストの人間性だったり情報に関してがトップにきます。

また音源も「買う」に到るまでに「視聴する」という段階が入り購買に関してのアクションが1歩後ろにずれ込みます。

レンタルショップの普及もあり、なおさら買ってもらうのは難しくなってますよね。

バンドマンは「営業」「マーケティング」を!

だからこそ大事になってくるのは「営業」と「マーケティング」です。

営業部門

・情報拡散のため

・自分のバンド・名前を認知してもらうため

・ライブハウスの関係者へのアプローチ

・ファンへの発信

 

マーケティング部門

・有効的な情報拡散方法

・現代を生きる人たちが自分と同じ悩みを持っているか?などのメッセージ性確保のための情報収集

・活動中で人気赤丸急上昇中のバンド名・イベント・会場の調査。

情報拡散ツールとして

・Facebook

・Twitter

・mixi

・Youtube

・niconico動画  etc…

などになります。

楽曲制作の他にやること・できる事はたくさんあり正直、時間が足りないくらいだと思います。

例えて書くならば…

企業が1つの新製品を開発し、販促し、利益に上がるまで膨大な時間と人件費を要しています。

僕が勤めていた会社の製品は、社内発表されてから販売まで、準備期間や情報拡散までに「3ヶ月・毎日・8時間以上・100名体制」の方々が「営業」や「マーケティング」をし、やっと販売にたどり着いてました。

 

現在活動中のバンドのみなさん。

 

それくらい「営業」と「マーケティング」は大切なのです。

 

 

「そんなのもうやっているよ!」とおっしゃる方で「まだ成果が出てない方」は「行なっている事は正しいが、進んでいる指針が違う可能性がある」ので一度確認するのもいいかも知れません。

まとめ

どの業界においても「営業」と「マーケティング」は欠かすことのできない大切な仕事。

よく「学校で学んだ事は役に立たないから」と突っぱねる人がいますがとんでも無いです。

バンド活動をする上で「学校の勉強は非常に大切」です。

次回はそこも掘り下げて書いて行きたいと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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