こんにちは。
著者のゆっくんです。
映画「Bohemian Rhapsody」を見てきました。
内容としては伝説のバンド「QUEEN」の伝記であり、若くしてこの世を去られた最高のボーカリスト「フレディ・マーキュリー」の生涯を描いたもの。
バンドマンではなくても、QUEENの曲を聞いた事がある方は多いはず。
それくらい世界的に大きな影響を与えたスーパーバンドの苦悩や葛藤、衝突、分裂、再生、復活をぎゅーっとまとめた2時間半。
もう…たまらなかったです。
そこを含め、見終わったばかりの僕が感じたことを書いていきたいと思います。
圧倒的なフレディの存在と才能
映画の中ではロック史に欠かす事の出来ない超名曲「Bohemian Rhapsody」の製作シーンが描かれています。
もうバンドマンとしてはここが特にゾクゾクきたところ。
当時は今のようにPC1つで録音ができた時代ではありませんし、自分の頭の中でなっているアレンジをやるのにも試行錯誤。
そのシーンが垣間見えて、本当に「これ…本当にやった事なのかな!?」とワクワクしながら見ちゃいました。
※ギター録音の時に左右に振る(パン振り)と言いますがそれをやろうとしてる姿が本当に「これマジ?」と思えました。
そしてQUEENと言えば「分厚いコーラス」が魅力のロックバンド。
ロジャーテイラーの録音風景も描かれているのですが、まさに「ガリレオってなに!?」と言ってるシーンがあり劇場内で爆笑が起こってました。
そんな中で、やはり凄いのがフレディの曲に対する貪欲さと言うか才能。
あのオペラの様なアレンジ、コーラスライン、メロディ、歌詞をメンバーから「ボス」と呼ばれながら舵を取って行く姿は本当にカッコいい。
これは是非、作曲をしてる方には見て欲しいシーンでした。
自分の曲にここまで向き合う事ができる。
本当に感動を超えて尊敬です。
そして…QUEENは4人の才能の集まりであって「家族」
QUEENと言うと、やはりボーカリストのフレディ・マーキュリーに目が行きますし、追ってしまいます。
それがボーカリストですよね!
しかしQUEENの凄いところはフレディを支える3人。
ブライアンメイ・ロジャーテイラー・ジョンディーコンの3人が本当に凄い。
映画の中ではフレディの天真爛漫(?)というか破茶滅茶な性格に一番真摯に向き合って支えています。
音楽的にも3人の才能が爆発する曲が映画の中で描かれています。ここは見てのお楽しみ。
「えっ?この曲ってこの人発信なの?」
「この曲はこうしたアイデアで生まれたのか!?」
など結構「へぇー」と思える瞬間があります。
一時、フレディはソロを行いますが最終的にはQUEENに戻ります。
映画の中でも描かれていましたし、僕も体感した事がありますが…
「やってきたメンバーじゃないと出ない音がある」
と言うのを感じるんですよね。
そのシーンは是非劇場で観ていただきたい。
僕は大泣きしました。
役者さんやスタッフの細かさが半端じゃない
人物の伝記ものというのは本人の映像や記録が残っているほど「これ…こうじゃないじゃん?」と言った心無いツッコミがあります。
が…この映画は凄いです。
フレディの履いてる靴、ピアノの上のステージドリンクの数と種類、そして本人たちの動きまでほぼ完コピです。
フレディ役のラミ・マレックさんの完コピっぷりとハマり感。
そしてブライアン・メイ役のグウィリム・リーさんはめちゃくちゃハマってました。
役者さんがしっかり似せてくれているかで、感情移入具合も変わってしまうのが「伝記」の大変なところですが、そこは本当にスタッフのこの映画に対しての「愛情」を感じるところでした。
フレディの葛藤・孤独も描かれています
フレディは同性愛者である事は史実でも記載されていますが、それ故に様々な物事で衝突するシーン、苦悩するシーン、葛藤し、孤独を感じるシーンも描かれています。
それを支えたのは仲間であり、かつての恋人だったりします。
おそらく会場でご覧になっていた方で、ご存知ではない方も多くいらっしゃったのか「えっ!?」という声も聞こえました。
だからこそ誰よりもセンシティブで、素晴らしい言葉を乗せたメロディが生まれ、思いを歌に乗せたのかな。と感じれる映画でした。
観るならレンタル待つより劇場で!
これは自宅では絶対に再現不可能な「音圧」の問題。
QUEENのライブシーンを描いているところが要所で出てきますが、その時の臨場感は半端じゃありません。
当時の音を本当に体感できますし、フェスのシーンの音は本当に凄いです。
まるで現地にいるかの様な錯覚に陥るほどの音を体感できます。
是非劇場で観て体感していただきたいです!
最後に…
QUEENのボーカリスト「フレディ・マーキュリー」の生涯を描いた「ボヘミアン・ラプソディー」
是非、日本にいる全バンドマンに見て欲しいですし、QUEENをちゃんと知らない方でも「この曲知ってる」となれる映画。
そして何より本当に物語が「生きてきた人の話」なのでめちゃくちゃ見応えがあります。
まだ見に行かれてない方は是非!
最後にオススメの音源や映像作品をご紹介します。
伝説の名曲「Bohemian Rhapsody」
映画の感動をもう一度体感したい方はこちら。
QUEENが「伝説」と呼ばれ、復活を果たしたライブはこちら。
まだQUEENをご存知ではない方に入門編でオススメはこちら。
僕ももう一回観にいこうかなと思ってます。
ご覧頂きありがとうございます。