こんにちは。
著者のゆっくんです。
2019/05/29に発売されたB’zの21枚目の最新作。
「NEW LOVE」
前作「Dinosaur」から約1年半ぶりの作品。
31年めのB’zがどんな作品を出してくれるのか?
が本当に楽しみでした!
何回かに分けて記事を書いていきたいと思いますので、今回は「全体像」編です!
時代に対して「超」逆行した感のギターロック
まずひと回し聞いてすぐに感じたのがこの感想でした。
アルバム全体を通して、ギターリフの量や存在感、そして音の太さは現代の音楽シーンとは完全に一線を画す物で…
「B’zしか出来ないよね!」と思える音。
OPの「マイニューラブ」を聞いた瞬間に…
あれっ?
最新作だよね?
2010年代だよね?
1980年代じゃないよね?
新元号になってから1発目だよね?
と強制タイムスリップを味わせて貰えるこの感じ。
Dinosaurツアーの時にMCで「時代遅れの〜」とおっしゃってましたが、ここまで突き抜けたロックサウンドは本当にかっこいいと思いました。
サポメンも新しい方々が!
今までのB’zの音源では結構固定のミュージシャンで政策をされていた感じがありましたが、今回は…
「えっ!?この人参加してるの!?」と思う様な方が…
ベースには東京事変やいきものがかりのベース・アレンジを担当している亀田さん、そしてドラムにもいきものがかりをはじめ、様々な方のバックで叩かれている玉田さん。
この2人のクレジットを見たときは思わず「マジか!!」って思いました。
その曲がこちらの「マジェスティック」
そのほかの楽曲も今までにないB’zのサポメンの方がいましたが、今回のスペシャルは…
AerosmithのJoe perryでしょう。
1曲に参加してますがその存在感は流石のかっこよさ。
叶うならばステージでのTakさんや稲葉さんとの絡みが見たいですね!
現代のリズムとクラシックロックの融合作品
現代のリズムといっても、デジタルを駆使したサウンドではなくドラムのフィールやベースのビートはすごく現代的です。
その上でクラシックとも思えるギターリフやサウンドが綺麗に乗っかっていて、古臭い感じがするのに古くない。
逆行しているのに最前線のロックな感じを聞けるのが今回のアルバム「NEW LOVE」の魅力なのかな?と思いました。
そしてそれを可能にするのがB’zが積み上げてきた30年というキャリアの凄みだと思います。
最後に…バンドマンには超オススメ!!
このアルバムを聴いて思ったのは「バンドマンの方々にたくさん聴いてほしい!」という事と、これからバンドを始めたい!という方に聞いてほしいという事。
今回のアルバムを聴いて「カッコいい」と思ったならば、きっと70〜80年代のクラシックなロックに魅力を感じると思います。
その時代こそ、稲葉さんと松本さんが音楽をリスナーとして聴いていた時代の音楽です。
本当にお2人が好きでやりたかった音楽を形にしたのが、今回の「NEW LOVE」なのではないかなと聴きながら思いました。
全バンドマン、B’zファン必聴の一枚です!
ご覧いただきありがとうございました。