こんにちは。
著者のゆっくんです。
今回は「マルチプレイヤー」について書いて行きます。
※マルチプレイヤーとは…
ギター・ベース・ドラム・ボーカル・キーボードの中で1種類だけでなく、複数の楽器を演奏できるプレイヤーのことです。
色々な楽器を演奏できることでのメリット・デメリットを書いて行きたいと思いますのでご覧いただければと思います。
※辛辣な表現を一部しておりますので、気分を害されるか可能性がございます。ご了承の上ご覧ください。
様々な楽器に触れることで
マルチプレイヤーの一番の利点は何と言っても「レコーディング」です。
本来であれば、各パートのスペシャリスト達に依頼をして楽曲を組み立てて行きます。
ですが、マルチプレイヤーであれば自分が演奏できる楽器に関しては自分で録音する事ができます。
この利点は本当に大きくて、実力がある・音楽に関しての知識が豊富なマルチプレイヤーであれば楽曲のアレンジも含め、全てのパートを自分一人でこなせます。
じゃあ良い事尽くしじゃないの?
と思われますが、これはあくまでも一例にすぎません。
僕の知る限り、本当に素晴らしいマルチプレイヤーは本当に一握りでその方はプロの現場で活躍されています。
もちろん趣味で楽しまれている方でも、たくさんの楽器に触れることで充実した時間を過ごすことができます。
また他の楽器に触れることで、知識もつき他のパートへの理解が深まります。
ここまでは良いこと尽くめなので「マルチプレイヤーって素晴らしい!」と感じる方もいるかもしれません。
複数に跨るが故に…
マルチプレイヤーは複数の楽器にまたがります。
と言うことは、専門のプレイヤーに比べて「1つの楽器に費やせる時間が少ない」と言うことなんです。
言葉悪く言うと「中途半端なプレイヤー」になりやすいし、なりかねません。
ここが唯一、専門のプレイヤーには絶対に引けを取ってしまうところでもあります。
もし複数の楽器を上手くできるようになりたい!と言うのであれば、もう「時間」を作り出しそこに当てるしかありません。
「中途半端」と書きましたが、下手をすると「器用貧乏」や「皮相浅薄」にもなってしまいます。さらには一緒にプレイする人の「迷惑」になる可能性もあります。
マルチプレイヤーでやっていきたい!と言う方は専門的に楽器を演奏している方よりも「練習時間を確保する必要がある」と言うことを、しっかり認識しておいたほうがいいかもしれません。
「時間がなくて練習できなかったんだよね〜」と言う言葉は専門プレイヤー以上に通用しないのがマルチプレイヤーです。
もし上記の言葉を出した瞬間に言われる言葉があるならば…
「じゃあどれか1つにすれば良いじゃん。たくさんやりたいのはあなたのわがままであり希望なんだから」と言い渡されるでしょう。
マルチプレイヤーでやっていきたい人にとって、大切なのは「意識」かもしれません。
オススメの練習方法
僕のオススメの練習方法としては「レコーディング」と「セッション」です。
レコーディングは自分のものなので、まず録音し、確認し、最終的には専門のプレイヤーに聞いてもらいましょう。
どれだけ練習しても良いし、どんだけ失敗しても良い。
その上で「ダメ出し」をもらい、自分に足りないものを「しらみつぶし」にやっていくのが良いかなと思います。
またセッションにおいては会場によって「専門の楽器を使い分ける」などが良いかなと思います。
A会場ではギターのみ。B会場では「ドラム」をやり、C会場では「ベース」を弾くなどと言った具合。
そうすることで、各会場での「認識」が変わり、自分も「1つの楽器に集中すること」ができますし、同じパートの方からのアドバイスも受けやすいと思います。
他の楽器もやりたくなる気持ちはわかりますが、人間の集中力はそこまで持ちませんし、必ず意識は途切れます。
なので1会場で1つの楽器を演奏すると言う意識で、その場では「専門プレイヤー」と同じ土俵に上がれば、自分に何が足りていないのかを冷静に見つめることができます。
ぜひトライしてみていただきたいです!
まとめ
今回は「マルチプレイヤー」について書いてきましたが、僕は専門プレイヤーなので、いろんな楽器を演奏できる楽しみをすべて理解することができません。
おそらくギター1本での楽しみを理解するのに、この人生を使い切っても足りないでしょう。
僕にとっては「ギター」という楽器は80年かけても全てをわかることはできないし、思いとおりに弾けるようになる楽器とも思っていません。理想は遥か先です。
でも「だからこそたくさんの楽器を楽しんでいくほうがいい」と言う方もいらっしゃると思います。
たくさんの楽器に触れることで、より音楽に深く入っていくこともできますので「マルチプレイヤー」か「専門プレイヤー」かはみなさんのお好きなほうでいいと思います。
たくさんメリット・デメリットを書いてきましたが、なにかご参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。