こんにちは。
著者のゆっくんです。
2019/6/2に行われたプロギタリストの山口和也さんが開催してくださった「タメシビキ会」
その中で現代のフロアマルチを一斉に試すという楽器店ではなかなか出来ない弾き比べが出来ました。
前の記事ではLine6のHelixのレビューをいたしました。
今回はその対抗機種としてすでに多くの方に使われているBOSSのGT-1000に触れていきたいと思います!
最新のBOSSの音
まず弾いてすぐに感じたのはココでした。
ギタリストならば「なんとなく分かる」安定したBOSSサウンド。
弾いた時に「コレだよね!」と思わず感じずに入られないサウンド。
しかし、以前と全く違うのは「音の解像度」
どこまでも「クリア」なのが凄く印象深いものでした!
500シリーズ同等の空間系
BOSSの最新の空間系でもある500シリーズ。
・BOSS DD-500
・BOSS MD-500
・BOSS RV-500
そのクオリティはトッププロでも愛用者がいますが、そのクオリティをそのままにGT-1000に落とし込んでいるので、本当に綺麗な掛かり方をします。
特にディレイは流石の一言でルーティングをしっかり組めば最高に綺麗な掛かり方をします。
アンプのモデリングは少数精鋭!
GT-1000にもアンプのモデリングは搭載されていて、音質は過去のシリーズをはるかに超える解像度です。弾いていてもとても気持ちのいいサウンド。
前回記事にしたLINE6のHelixと比べるとモデリング数は少ないですが、使えるサウンド。
ここに触った時に感じたのは「やはりこれは【マルチエフェクター】なのか?」という事でした。
僕が使用するならば…
このGT−1000。
僕が自分で使用をするならば完全に「マルチエフェクター」として、使うと思います。
気に入ったモデリングが無いとか音が悪いのではありません。
完全に好みの問題です。
前述したHelixと同じようなサウンドを試した時に「クリアすぎ」と「ちょっと硬めのBOSSサウンド」ということ。
GT−1000は今回のマルチの中でも最高レベルの解像度を誇るプロセッサーを搭載しているのでエフェクトのかかり方などは他の追随を許さない高品質。
つまり「Hi-Fi」なサウンドなんです。
僕は個人的な好みはちょっとLo-fiな歪みサウンド(生のアンプサウンド)も好きなので、そこは実機のアンプか、お気に入りの歪みエフェクターを使いたいなと思います。
※最近のお気に入りはBognerの「La Grange」
宅録においては最高に良い音で録れるモデリングアンプなので使い方はギタリストそれぞれ似合う形が取れる素晴らしい機材だと思います。
結論…お気に入りの歪みは使いたくて最高の空間系が欲しい方は是非!
僕の結論はここに至りました!
ギタリストにとってやっぱり「歪み」ってほかのエフェクトに比べて、思い入れやこだわり、なんていうかポリシーみたいなものがあると思ってます。
※個人の感想です。
その音は生かしつつ、最高の空間形サウンドが欲しい方はHelixよりもGT−1000をお勧めします。
しかも本当に小さくて軽いですし、見た目もカッコいい。
専用のEditerやBluetoothも使えれば音作りは格段にし易いですし!
その点も含めて最新鋭の機材が気になっている方は是非!
ご覧いただきありがとうございました!