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ボリュームペダルについて

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こんにちは。

著者のゆっくんです。

今回はギタリストのマストアイテムにして「隠し味」「味の素」的なアイテム「ボリュームペダル」をピックアップして行きます。

そもそもボリュームペダルって?

ボリュームペダルって実際にどう使うのか?というところだと思いますが、基本的には2つの使い方があります。

ギターからすぐの場所にセッティングして「トーンコントロール」として使用する方法と、エフェクターの最後段かアンプのSEND/RETURNに入れて「マスターボリューム」として使用するの2つだと思います。

詳しく書いて行きますね!

前段・トーンコントロールとして

この使用方法で使用している方で有名な方は「Larry Carlton」が有名です。

Larryさんはギターのコントロールと合わせて、足元にボリュームペダルを置いて自身のギターサウンドをコントロールしています。

ギターの出力はボリュームによってハイ落ちをしたり、ローエンドをカットすることができます。

※これはギターにより違うので、ぜひお試しください。

その特性をしっかり把握して「トーンコントロール」をすることを手元のボリュームと、足元のペダルで行うというある種「匠の技」な感はありますが、僕は以前このような使い方をメインで行っていました。※その当時はこの使い方しか知らなかったんです(笑)

ですが、慣れてくると手元を忙しくする必要がないのでプレイに集中できるという利点もあります。

難しい使用方法ではありますが、ご興味のある方はぜひお試しください!

後段・マスターボリュームとして

こちらで使用されている方がほとんどだと思います。

歪みペダルの後段やアンプのSEND/RETURNにセッティングして音質を変えずに「音量だけ」をコントロールする方法。

バンドの中で演奏しているとギタリストの場合「バッキング」と「リード」が区分けできると思いますが、「リード」の音量でバッキングを弾くと周りからは「音量をさげてくれ!!」と言われたり、バッキングの音量でリードを弾くと「音量をあげてくれ!!」と言われたり(笑)

ギタリストはバンド内での「音量コントロール」が非常に鍵になります。

まず、アンプの方で基本の音量を設定します。※ソロ用のクリーンブースターなどをお持ちの方はバッキングの音量に設定して見てください。

そこにペダルを挟み込み、バッキングでは7〜8割の状態で演奏し、ソロの際に10割にする方法が良いかなと思います。

これもバンドによって音量が違うので細かくセッティングをして調整をして見てください。

オススメのボリュームペダル

ここからは僕が実際に使用している・使用してきた・試して素晴らしかったペダルをご紹介します。

この中からみなさんに合うペダルが見つかって頂ければ幸いです。

BOSS

初心者から上級者までみんな大好き日本の「BOSS」

その中でも僕は「FV-500」シリーズをオススメします。

ペダル自体が大きく、重いのですがその分、安定したプレイができます。価格もお手頃なので入門としては最適なペダルかなと思ってはおります。

ただ「ハイインピーダンス」と「ローインピーダンス」の2仕様がありますので、ご購入の際は気をつけてくださいね!

※トーンコントロールで使用したい方は「ハイインピーダンス」を、マスターボリュームとして使用したい方は「ローインピーダンス」を使用してください。

※ご紹介しているのは「ローインピーダンス」です。

EARNIE  BALL

こちらもメジャーで初めてのペダルとしては最適だと思います。

こちらのペダルは「足置き部分」がゴムのような「滑り止め仕様」になっていますし、また紹介しているペダルの中で唯一ペダルの動きが「紐」であるためすごく滑らかに動いてくれます。

僕は初めてのボリュームペダルはこのペダルでしたのですごくオススメです。

様々なブランドが「モディファイ品」も出していますが、まずはこのペダルの一番「素の音」を知っておくのも良いかなと思います!

shin’s music

こちらは国内のミュージシャンの方から絶大な信頼を得ている「shin’s music」さんの「Perfect Volume」です。

このペダルがボリュームペダルの可能性を多くの方に知らしめたと言ってもいいと思います。

昨今のボリュームペダルの勢いを作ったのはこのボリュームペダルだと思います。

掛かり方はとても自然で、ナチュラルに、そして扱いやすいという全ての要素を兼ね備えてまして、本当に素晴らしいボリュームペダルです。

Limetone Audio

こちらは2017年に突如現れた新進気鋭のボリュームペダル。

実機を触ることすら難しいのですが、運良く試奏することができました。

BOSSのボリュームペダルのモディファイ品ですが…価格帯、サウンドを含め今回ご紹介するペダルの中でTOPです。

個人で製作されているものなので、中々入手が難しいかもしれませんが、見かける事が出来たら是非手にとってください!

FAT

こちらはB’zの松本さんのギターテックチームが製作しているボリュームペダル。

一般市場では手に入れる事が難しいので、オークションなどで手に入れるしかありません。もしくは不定期で開催しているFATのサウンドクリニックイベンドで入手する方法が一番手に入れやすいかもしれません。

こちらも筐体はBOSSのFV-500で、モディファイ品になります。ですが音が素晴らしいです。

さすが日本トップのギタリストを支えるギターテックチームが製作したペダルで、スタジアムクラスの演奏をサポートする逸品です。

音質のロスなどはほぼ皆無で非常にナチュラルです。

こちらも手に取れる機会があれば是非触ってみてください!

まとめ

まるで味の素のようなペダルであり、こうやって書いていくと「必須」なペダルであるボリュームペダル。

使い方は様々ですが、今回ご紹介したボリュームペダルはどれも作りが素晴らしく必ずや皆さんの演奏をサポートをしてくれる縁の下の力持ちです。

みなさんがご自身にあったボリュームペダルに出会える事を祈っています。

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