こんにちは。
著者のゆっくんです。
先日発売されて密かに話題となっている、国産ブランドのVemuramの最新ペダル「ODS-1」を試す事が出来ました!
もしかしたら「過去最高の機種かも?」と思えるような素晴らしいサウンドのエフェクターでした。
Vemuramのフラッグシップモデル「Jan Ray」との比較もできましたので、合わせて買いていきたいと思います。
Vemuram Jan Rayを超えるレンジ感
店員さんが以前からお世話になってる方でしたので「ゆっくんさん。良かったらJan Rayと弾き比べます?」と言ってくださいましたので「是非!」という事で、こんな感じになりました。
スタートは全て12時方向からスタートしました。
この時点で既にJan Rayとは大きく異なる機種なのはわかりました。
何というか…ミドルの出方が違い、さらにローの出方も違いました。
歪みの質感も異なり、Jan Rayが「シャリ」っという感じならばODS-1は「ザリ!」としたパワーのある歪み方。
フルアップにした時は完全にODS-1の方が迫力のある音でした。
Jan Rayがクランチ〜オーバードライブまでのペダルだとしたら、ODS-1はオーバードライブ〜ライトなディストーションまでをカバーできます。
この時点で、もう素晴らしいペダルというフラグがビンビン来てました。
そして凄いのが「ノイズの少なさ」
普通にストラトを繋いで、ドライブペダルを2個ONにしたら、かなりのノイズが出るはずなのですが、この2機種はほとんど出ません。
※あくまでほとんどです。少しは出ます。
このノイズの少なさもVemuramが人気のあるペダルの1つなのかなと思います。
圧倒的な歪みレンジの広さ
そしてこう言う「ライトなディストーション」まで行ける機種ってGainが0の時にあんまり心地の良い音がしない機種があるのですが、このODS-1は違いました!
なんと、クリーンブーストも出来るような設計になっていて、Gainが0でもVolumeを上げていくとアンプが歪む「ナチュラルディストーション」を作れました。
この音はJohn MayerやStevie Ray Vaughanが好きな方にはたまらないのではないでしょうか。
TS系?と思えるようなミッド感はありますが、モロにTSなサウンドではなく、本当にどこの現場でも使える音の歪みでした。
GainとToneの関係性が…?
試奏してる時に気づいたのが、GainとToneの関係性。
Toneを上げていくと「音が前に出てるから」なのか、聴感上かなりのVolumeアップに聞こえました。
Toneも非常に効きが良くて10時よりにすると結構Trebleが抑えられていきますが、14時よりもアップするとかなり「ギャン!」とした音になります。ここら辺はレスポールを使われている方が好んで使いそうな感じの効き方でした。
合うとしたらやはりストラトか…
僕が試したのはストラトタイプのギターでした。
Bluesをがっつり弾きたくなるような音ですし、フロントピックアップでコードを鳴らした時はたまりませんでした!
日本の音楽だとSuperflyをはじめとしたブルースロック系、もしくはコードを掻き鳴らすロック系に合うかなと思いました!
レスポールでも、歪み量は十分あるのでオールドロックやDeep Purple、Led Zeppelinをはじめとしたハードロックにもピッタリだと思います!
最後に…
Vemuramから新たに発売された「ODS-1」
John Shanksが現場で使いながらチューニングをしていったと言うのが、本当に説得力のあるペダルで、よほど極端なセッティングをしない限りはかなりの汎用性を持ったペダルです。
Jan Rayと比べてレンジが広く、歪みのカバー帯域も広い。
でもJan RayにはJan Rayの良さがあり、ODS-1にはODS-1の良いところがあります。
1番ベストなのは…両方持っておく(笑)
僕だったらODS-1をバッキングの歪みとしてセットして、Jan Rayでブーストする。(上の写真のように)
この使い方が最も「生きる」のかなって思いました。
本当に素晴らしいペダルを毎回出してくれるVemuramさん。
このペダルは…予算を作って手に入れたいなと思います!
ご覧頂きありがとうございました!