こんにちは。
著者のゆっくんです。
今回はストラトは好きなんだけど、ハムの音も欲しい!という方。
ドンピシャなギターがありました。
EP-Boosterなどで多くの方々も使っているXoticから出ているギターが本当に素晴らしかったです。
モダン過ぎず、でもパワーはある。
ビンテージ風なのだけど、弾き心地はまさに最高。
そんな素晴らしいXoticのストラトXSC-2をご紹介して行きます!
Xotic Guitarとは…
そもそもXotic GuitarとはアメリカはLAに工房を持っており、エフェクターやプリアンプをはじめ様々なラインナップを取り揃えております。
その中でもXoticのギターは工房で一本一本手作りで作成されており、非常にクオリティの高いギターを作っています。
僕も5〜6本試奏をしてまいりましたが、本当に所謂「ハズレ」がなく、どのギターも個性は違えど気持ちよく弾ける一本でした。
シリーズ別に弾いてきましたが各シリーズは以下の通り。
・XSシリーズ
・XSCシリーズ
・XTシリーズ
どれもとても手になじみがよく、ネックの感じも太過ぎず細過ぎずでした。
※手の小さい方は少し太いと感じるかもです。
どんな方におすすめか?
僕が弾いて来たのは「Xotic XSC-2」というリアがハムバッカーになっているタイプでした。
触れた感じだと…
1.ストラトは好きなんだけど、リアシングルじゃ使い辛くて、がっつりとハムバッカーの音が欲しい人
2.現行品の元気な音ではなく、どこか「ビンテージ」を感じれるようなサウンドフィールが欲しい人
3.見た目がカッコいいのが欲しい人(笑)
4.どこの現場でも対応できるギターが欲しい人
ですね。
音はかなりビンテージのストラトを意識しているのだと思われます。
実際にフロントやセンター、ハーフトーンは本当に「木」の鳴りがしまして温かみのある、そして枯いたストラトの音がします。
クランチサウンドとか本当にドンズバ!なギターでして、歌モノのバックとかでは最高に使い勝手が良さそうです。
※巧すぎて聞き入りましたw
リアのハムバッカーもモダンな音ではなく、やはりビンテージのPAFを意識した音色でこちらも使いやすい音色です。
クランチからディストーションサウンドまで弾いてみましたが、音の伸びが良いのとしっかりとギター本体の鳴りを拾ってかなりがっつりしたロー・ローミッドが出ました。
あとは音作りでどこまで追い込めるか?だと思います。
チョーキングやビブラートもとてもかけやすく、少し大きめのフレットが本当にストレスフリーです。
ここまで良い面を書いてきましたが、マイナス面があるとすれば「モダン」な音色は少し出し辛いかなと思いました。
またシンクロナイズドトレモロが標準装備のため、アームをガンガン使ったプレイをされたい方は難しいかなと。
それでも少しだけ「アーム」を使う分には音の狂いもなく、綺麗にトレモロをかけることが出来ました。
ビンテージか、Xoticか?
と問われた時は僕は真っ先にXoticを取ると思います。
もちろんギタリストとしては「1954」「1963」など触りたい・持っていたいビンテージのストラトはあります。
※ちなみに…1954年はストラト最初期のもので本当に素晴らしいです。また1963年が欲しいのはSRVとJohn Mayerの影響(笑)
しかし、価格やメンテナンス。
そして使い回しの良さなどを鑑みた時「ビンテージサウンドを意識したギター」であるXoticは本当に良いと思います。
もし…プレイヤーとして良いストラトが一本欲しい人がいたら「Xotic弾いてみたら?」と第一声で言えると思います。
最後に
今回は初めてXoticのギター達に触れてきた訳なのですが、本当にクオリティが高く尚且つ音もルックスも良いギター達に出会えました。
日本では菰口さんが、世界ではAllen Hinds氏が使用している事で有名です。
お二人がXoticを使いたくなった理由がわかったギター探しの旅でした。
長く試奏させてくださったギターShopの皆様。
ありがとうございました!
そして…ご覧頂きありがとうございました!