こんにちは。
著者のゆっくんです。
2018/09/21にB’zのツアー「HINOTORI」に参戦してまいりました!
もう書きたくて書きたくてしょうがなかったのですが、ネタバレを含んでしまう為我慢してました(笑)
今回は30周年と言う記念すべきツアーで本当に超名曲揃いの素晴らしいライブでした。
今までのB’zの歴史を遡ったり、名演出と言われたものを再現したり、懐かしのギターが勢ぞろいしたりとお腹いっぱいの上にはさらに特上カルビ丼を食べさせてくれるようなボリューム感満点のツアー。
主観ではありますがギタリストとして、ファンとして、レポートしていきたいと思います。
過去最強のセットリスト
まずはセットリストをご覧ください。
9月21日(金) 東京 味の素スタジアム
1 ultra soul
2 BLOWIN’
3 ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~
4 TIME
5 love me,l love you
6 光芒
7 もう一度キスしたかった
8 恋心(KOI-GOKORO)
9 OH!GIRL
10 イチブトゼンブ
11 ZERO (木村拓哉さん登場!!!)
12 星に願いを(松本さんソロ)
13 ALONE
14 LOVE PHANTOM~HINOTORI~LOVE PHANTOM
15 Real Thing Shakes (1番のみ)
16 juice
17 BAD COMMUNICATION
18 Pleasure 2018 -人生の快楽-
19 Brotherhood
20 愛のバクダン
21 RUN
いやもう…どれだけやってくださるんですか!
と思える珠玉の名曲ばかり。
僕は3曲目の「ミエナイチカラ」で松本さんがピンクのMusicmanのEVHを弾いた瞬間に涙腺が崩壊しました。
紛失してから20年。ファンがSNSを使い、正に「ミエナイチカラ」で発見され松本さんの手元に戻ったきたギター。
本当に感動ものでした。
そして、特に今回のツアータイトルになっている「HINOTORI」は…
LOVE PHANTOMの合間に演奏されまして、まさにLOVE PHANTOM Op.2という仮タイトルにふさわしい曲でした!
シグネイチャーモデルが…出てこない
今回、ギタリストとして1番驚いたのが「シグネイチャーモデルの登場回数」でした。
以前ニュースになったMusicmanの「ピンクのEVH」は3曲めの「ミエナイチカラ」をはじめ様々なシーンで登場し、今回はトランスイエローのMusicman EVHも登場。
そしてレスポールを使用する楽曲においては一度「引退したのか?」と思われていた91’GTが登場し、バラードでは58Historicのチェンバードレスポール。
そして、今回の目玉である「HINOTORI」はLOVE PHANTOMの楽曲中に盛り込まれましたが、その場面で松本さんが使用していたのはなんとKillerのブルーカラーのKG-PRIMEでした。
このギターの登場には本当に驚きました。
そして出音の素晴らしさ…凄い極太なロックサウンドに、ワルツ調になった際クリーンサウンドの透明感。
かと思いきや、激しいアーミングもガンガン決まっていき伸びやかなリードサウンド。
間違いなく僕の中でのギターの目玉はこのKillerでした。
早く全貌が知りたいです。
と、今回はなんとFRTを搭載したギターがかなりの割合を占めていて、さながら「BUZZ!!」や「Live Ripper」を彷彿とさせてくれました。
僕の記憶ではシグネイチャーモデルを使用したのは「ultra soul」「Brotherhood」を含んだ2〜3曲のみでした。
稲葉さんの声
今回のツアーで稲葉さんは福岡公演の際に、自らの歌声についてファンへの謝罪というか、プロとしての気持ちを伝えるシーンがありました。
セットリストを見ると「このセットリストの大変さはヤバイ!」と思えるもの。
楽曲に関してならば「光芒(from ACTION)」は当時のツアーでもかなり張り上げて歌われていました。
さらにBrotherhoodやギリギリchop(各会場日替わりセット)というロングトーンやシャウトを連発する曲ばかり。
稲葉さんでなければ歌えない。とまさに思ったセットリスト。
正直にところで言えば9/21はかなりキツそうな感じもあり、MCに入るまでの暗転がいつものB’zのライブより長かったです。
おそらく、喉のコンディションを確認しながらファンに楽しんでもらうために行なっていたのだと思います。
福岡の件も知っていたので、僕は稲葉さんが張り上げて歌う度に「この人の歌声を好きになってよかった」と思いました。
それくらいこの30周年にかける思いを歌声から感じた気がします。
進化してた松本さんの音
松本さんのギターサウンドに関しては直近のツアー「Live-Gym Dinosaur」と近い感じのサウンドでありましたが、あの音よりももっと「ゴリッゴリっ!」なロックな音でした。
Marshall系っぽいのですが、ELEVENの頃の5150ⅱを使用していた頃の「エグさ」がロー・ローミッドを中心にあり、ズクズク刻む音と休符の度に「バツっ」と切れるサウンドメイク。
おそらくほとんどGainは上げてなくてなるべく芯をしっかり残した太い音を作っていたのではないかと感じております。
またFRT搭載のEVHシリーズやKillerのギターの良さを前面に押し出したようなサウンドに終始ウットリしてましたし、僕個人でもELEVENの頃の音が大好きなので懐かしい感じがして嬉しかったです。
圧倒的なライブ
B’zは近年、様々なイベントなどにも参加をしその各方面で「B’zは凄い!」と言われていますよね。
やっぱり…
「生」の音に勝るものなし。
とLIVEを通じて常に感じさせてくれるB’zは凄いです。
そしてファンを楽しませる為の演出も沢山あり、笑わせてくれるものもあれば、お二人の30年間を流してファンへの感謝を見せてくれたり…
最後の曲のRUNの時の演出は本当に涙なしでは見れませんでした。
最後に…
今回、30周年で一息つくかと思いきや…
来年には新しいアルバムが発売されて、さらにツアーも決まっているという活動っぷり。
どれだけストイックで、どれだけファンを喜ばせてくれるのかわかりません!
これからもB’zをずっと応援していきたい!
と心の底から思わせて貰えた素晴らしいLive-Gymでした。
新しい音源とライブが楽しみです!
ご覧頂きありがとうございました。