こんにちは。
著者のゆっくんです。
前回、前々回の続きで今回もギタリストの山口和也さんが開催してくださった「タメシビキ会」での記事になります。
前々回はTwo-Rockのアンプについて。
【コラム】まるでショールーム!!ギタリスト山口和也さんのタメシビキ会へ!衝撃のTwo-Rock Custom Reverb!!
前回はFractal・Kemper・実機のタメシギキという記事でした。
【コラム】タメシビキ会!どれが好みか!?デジタル対実機!Fractal Axe vs Kemper vs Two-Rock
そして今回…
このタメシビキ会に山口さんがご自身の所有するビンテージギターを持参してさり、しかも弾かせてもらえるという有り難すぎる企画を立ててくださいまして!
早速「タメシビキ」させて頂きました!
山口さん、本当にありがとうございました!
※まさにこの2本のギターでした!!
ビンテージギターの代名詞50年代Les Paul!
多分、ギタリストならば誰もが憧れるビンテージギターの代名詞。
それが50年代のLes Paul。
特に58〜60年までの3年間で出荷本数が1400本あるかないか?のレベルで希少価値が高く、僕が知ってるだけでも、価格では〜千万の世界のものです。
今回、山口さんがお持ちくださったのはLes Paulでも初期の頃。
所謂「Gold Top期(トップを剥がしている)」でTune-O-maticを搭載した「59’Conversion」と言われるもの。
それがこちら!!
もうね。たまらんわけですよ…
見た目も素敵なのですが、まず音が凄い。
枯れた音なのですが、音に腰がズシッとあって、サステインがあり、さらにはピッキングへの反応速度も半端じゃないんです。
「これが…ビンテージ」とうっとりする時間を過ごさせていただきました。
ビンテージストラトの巨頭!60年代ストラトキャスター
ビンテージの括りに入るストラトって大きく分けるとこんな感じだと思います。
50年代初期 アッシュ+メイプル期
50年代中期 アルダー+メイプル期
50年代後半 アルダー+ローズ(ハカランダ期)
60年代中期 アルダー+ローズ期(65年以降)
多分こんな感じ。
その中でもとりわけ人気が高いのが50年代後半から60年代初期の頃にかけてのアルダー+ハカランダ期。
山口さんが持ってきてくださったのは正にその頃のドンピシャすぎるギター!
※僕はJohn Mayerが大好きなので特にこの年代に食いつきます(笑)
早速弾かせて頂いたのですが…
…もうね…最高なんです(語彙力無)
音が粘る粘る!これこれ!これがStevie Ray Vaughanが出していた音の雰囲気!
と参加者の方とやたら盛り上がりました。
ネックは63年のビックネックとは違い握り込みやすいスタンダードなシェイプでした。
このギターも反応が早すぎで、ボリューム一個ですごい多彩なサウンドを出してくれました。
一度弾いたら感触が忘れられなくなるギターでした。
同じ環境で現代のギターもタメシビキ!
主催の山口さんが参加者さんのギターを借りて、同じ環境で弾いてみてくださいました。
で、感想は…
その参加者さんのギターも素晴らしかったのです!
もちろん音に違いはありますが、その参加者さんが大切に育ててきたからこその出音で、このタメシギキもやたら盛り上がりました。
その時思ったのは「自分のギターも大切に育てて行きたいな」という事。
ビンテージギターも、最初からビンテージでこの出音だったわけではなく、多くの方に弾かれて、音を出して育ってきたのだと思います。
※もちろん材の良さは半端じゃないです。この時代ならではの素晴らしいモノ。
大切に長い年月使ってあげることで、ギターはどんどん育つんじゃないかと勝手に思ったりしました。
これに気づけたもの今回のタメシビキが有ったからこそ!
本当に貴重な経験でした。
最後に…
「じゃあゆっくんはビンテージは欲しくないの?」と言われたら…
欲しいですよ(笑)
めちゃくちゃ欲しいですよ(笑)
こんな素晴らしいギター欲しいに決まってるじゃないですか!!!
そのためにも頑張って働かないと…
しかし今回!山口さんのご好意でタメシビキさせて頂いたビンテージギター、Two-Rockは本当に忘れることの出来ない体験と経験になりました。
また次回、タメシビキ会が開催される時は参加したいなと思っております!
山口さん!この度は誠にありがとうございました!
タメシビキ会!最高です!
ご覧いただきありがとうございました!
山口さんの公式サイトはこちら!