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【コラム】MDTセッションについて〜感謝と今後の展開を踏まえて〜

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こんにちは。著者のゆっくんです。

少し前の事になりますが6月の末に自身が主催しているセッションを再始動させました。

世間一般では「コロナ禍」という事もあり、今回の記事を書くかどうかを考えた結果、僕たちのイベントとして「こういう取り組みを実施し、対策を打ちました」と伝えたい気持ちで書いております。

現時点で感染被害の報告もなく、ひとまず無事に行えたのかな?と思っております。

そこについては、ガイドラインを理解し参加してくださったお客様の協力があってこそだと思います。
本当に皆様、ありがとうございました。

そして、会場として共にガイドラインを作成し、厳戒態勢で行わせてくれたライブハウスにも感謝です。

今回、僕たちが行ったガイドラインや対策も含め、セッションの振り返りを行っていきたいと思います。

関係者だけでなく、お客さんと作り上げた対策

まずはこちらをご覧ください。

ライブハウスと作成したガイドラインです。

上記のガイドラインと会場に殺菌・消毒用のアルコールを設置したり、入場いただく際には検温と万が一の際のご連絡先などを記載して頂きました。

そして体調に関してのアンケートも記載いただき、一点でも該当する場合はご入場を控えていただく処置を取らせていただく事を前提に対応いたしました。

有り難いことに、参加いただいた皆様は率先してアルコールを使用し、検温を受けて、アンケートの記載をして下さいました。

主催側だけではどうしても回りきらない所がある。と思っていたのですが参加者の皆様の協力があり初めて成功できたのではないかと思ってます。

開催時間の短縮

この状況になる前までは18時〜23時というロングイベントでの開催をしておりましたが、今回は19時〜22時の短縮で開催。

しかし終わってみれば20曲という数の演奏をする事ができてました。

また演奏の際にも、数曲演奏をしたら休憩時間として「換気」を徹底して行いました。

飛沫防止のマスクと特設のステージ仕様

今回1番懸念点として上がったのは「飛沫」

どうしたってボーカリストは歌う時に「飛沫」が起こります。

今回僕たちが行った対応としては…

「ボーカリスト以外は全員マスクの着用を厳守」
「ステージから2m以上離れた位置に座席を設置」
「殺菌消毒用ランプを使用してマイクの消毒」

を行いました。そしてこちらをご覧ください。

ステージと客席の間にこのスペースを。
本番ではこのような形です。

このように会場である「新世界」側が対応してくださり、ボーカリストからの「飛沫」を防ぐ様にしました。

これは本当に有り難く、どんなに演奏領域を守ろうとしても、気付かないうちに前に出てしまい距離が詰まってしまうのですが…

ほぼ「奈落」の状態なので今後もイベントを行う際はこの仕様で徹底していきたいと思います。

初めて行った「入場制限」

普段であれば「あっ?なんかセッションやってる?入ってみようかな?」的な方のご来場はウェルカムでしたが、今回は完全にロックアウト。

SNSを通じて参加表明を頂いた方のみご来場可能と言う形を取りました。

結果として、僕は成功したかなと思っています。

初めてご来場される方もいましたが、完全なクローズドコミュニティの為、参加者全員が「顔見知り」であり「繋がり」を作りやすい状況で会話をすることができました。

※ちゃんと距離を取り感染対策は行なっております!

その為、初参加の方も仲間の中に入ることが出来て楽しんでくださっていた姿を見ることが出来ました。

この状況がいつまで続くかは分かりませんが、今後も「完全予約制」を実施して対策していきたいと思います。

色々大変だったけど、やって良かった

初めての状況、初めての対策尽くしであり、終始バタバタした形ではありましたが、開催できてよかったなと今では思っています。

やはり参加してくれた皆様から「やってくれてありがとう」と言う言葉を貰えたこと。

そして、大変な状況の中、協力してくれた新世界さんやホストメンバー。

何よりみんなが楽しんでくれてる姿を見れたこと。

初開催の時と同じくらい労力がありましたが、その分感謝もあります。

むしろ感謝しても仕切れないくらいです。

また再び以前と同じ様に「気にせず楽しめる」環境がいつ帰ってくるのかは分かりませんが、それまでしっかりガイドラインを実施して対策を打ち、楽しめるモノは楽しむ。守るものは守る。

そんな形でMDTセッションを実施していきたいと思います。

本当に皆様、ありがとうございました。

次回は2020/08/29開催予定です!

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